世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【21年5月版】

目次

  • 前提
  • 現物市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
  • デリバティブ市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
  • 取引所トークンと関連する各種データ
  • 総論

前提

5月版の取引所ビジネスの定点観測レポートを配信します。5月は引き続き相場が活況であったこともあり、大手取引所を中心として取引高が再度大きく伸びています。ただし、今回の盛り上がりはBTCやETH、あるいはDeFiトークンが主導していた相場とはやや異なり、Dogecoinを真似た犬系のコインが一時的に100倍に高騰したり、詐欺と非難されても仕方ないスキームでの売り出しを行っているコインが散見されたりとリテラシーの低い層をターゲットにしたものや射幸心を煽るものが多く見られ、持続可能性がないことが明らかな盛り上がりも見られました。

現物市場の取引データおよび各社の主要なアップデート

先月に引き続き韓国拠点のUpbitの伸び率が大きく、ついにHuobiとOKExを抜き去り第二位の取引高を記録しました。人気のペアにはBTCやETHのほかにEOSやETCが含まれており、やはり日本同様にグローバルとは異なる銘柄が人気を博しています。特異な銘柄としてはMAROBFTが挙げられ、韓国主導で価格が大きく上昇したプロダクトであり、DogeやShibainu等の犬系コインと同様にバブル期に見られる現象の一つです。

Binance

Coinbaseをはじめマイクロソフト、テスラ、アップルの株式に紐付いているとされるトークンの売買を開始しています。FTXでのトークン化株式市場と同様に、取引所の次なる収益源として注目される当該商品ですが、すでに香港英国ドイツにおいて規制に抵触する可能性も指摘されています。BinanceやFTXにとってはこれらのリスクについては当然承知した上で、明確に禁止されていないものについては積極的にサービス開発を行う姿勢を一貫して取っています。

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