流動性供給、Impermanent Loss、高APYの仕組みから、ファーミングのリスクリターンを正しく理解する

目次

  • 前提
  • 1.AMMと流動性供給の仕組み
  • 2.Impermanent Lossの仕組み
  • 3.高APYのリスクリターンの計算
  • 4.総論

前提

本レポートでは、初心者にUniswapを始めとするAMM(Automated Market Maker)の仕組みと、「価格が変わると損するのはなんとなく知ってる」という人が多いImpermanent Loss(価格変動損失、以下IL)について図でわかりやすく説明し、また初心者が陥りがちな高APY(Annual Percentage Yield: 年間利回り)のリスクについて説明します。
最近Pancake Swapを始めとするDeFiが流行っており、高いAPYに惹かれて仮想通貨を入れる人が多くなっています。ただ儲け話ばかりが先行して仕組みがわからないまま始め、結果的に損をした人も多いと思います(ここでは暗号資産よりなじみのある言葉として仮想通貨を使っています)。
実際にTwitter上のアンケートを見ても、DeFiに触れていて資産を減らした人も一定数存在しています。

このレポートでは高い年利に魅力を感じている初心者に対して、AMMへの流動性供給のリスクとリターンを正しく理解してもらうことを目的にしています。

また今回のILのようなAMMでの取引時のリスク以外のDeFiリスクについては以下の関連レポートで詳述しています。
関連レポート:DeFi(分散型金融)に内在する10のリスク それぞれのリスク対応の考え方

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