「zkRollup」特集|2月11日~2月24日の期間限定レポート

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  • より多くの人に暗号資産・ブロックチェーンの知見を届けるために
  • 「zkRollup」特集|2月11日~2月24日の期間限定レポート

より多くの人に暗号資産・ブロックチェーンの知見を届けるために

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HashHub Researchは暗号資産とブロックチェーンを専門領域にしている有料の会員制リサーチサービスです。この業界のリーディングリサーチプロバイダとして、多くの企業会員と個人会員にご利用いただいています。
ブロックチェーン関連の情報は雑多で、深くインサイトのある情報源は限られますが、私たちHashHubは暗号資産とブロックチェーンに特化した企業であり、さまざまな知見を凝縮してリアルタイムでレポートをお届けしています。また有料で展開することにより専門のリサーチチームを内製し、高クオリティの情報をお届けすることができています。
しかし有料会員の仕組みを用いていることによって、情報を届けられるのが限定的なコミュニティになっていることもまた事実です。そこで、よりブロックチェーンの面白さを伝えることや、日本国内のブロックチェーンに取り組む企業の知見の支えになれるよう期間限定公開レポートの仕組みを始めます。
期間限定公開レポートは、毎月第二金曜日と第四金曜日に更新されます。各レポートはHashHub Research内で過去に配信されたレポートから、今もう一度読んでおくべきトピックなどを厳選して、2週間公開します。次の期間には新しい期間限定レポートがこのページで更新されます。
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「zkRollup」特集|2月11日~2月24日の期間限定レポート

2月11日~2月24日の期間限定レポートでは「zkRollup」をテーマに特集します。
一部の有識者たちの間で究極のEthereum L2ソリューションと称されるzkRollupですが、今回はこのzkRollupがなぜL2技術として有望視されているのか、この点の理解を深めるために2本の関連レポートをFree記事として公開します。
zkRollupがゼロ知識証明を用いていることは多くの人が知っていますが、ゼロ知識証明はプライバシー保護(秘匿トランザクションの実現)に用いるという文脈で理解されている方も多いと思われます。
実際にはプライバシー保護以外の文脈で用いることも模索されており、今回のzkRollupのようにより高いスケーラビリティを目的に用いるというパターンもあります。この点に興味がある方は「公開レポート①ゼロ知識証明(ZKPs)はブロックチェーンのどのような課題を解決するか、その活用用途」をご参照ください。
zkRollupとよく対比されるL2ソリューションとして、Optimistic Rollupが挙げられます。前者がL2の理想系であり、後者は過度期の技術であると語られることもありますが、なぜzkRollupの方が長期的には有望であると考えられているのでしょうか。この点は「公開レポート②zk rollupsは何故長期的に有望なレイヤー2技術として考えられるか」で概説しています。
公開レポート②で触れているように、zkRollupは安全性/効率性の観点から有望視されてはいるものの、実用性を考慮すると解決しなければならない課題も抱えています。
よく言及されることとして、dAppの構築や既存アプリケーションの移植が困難であるという点があります。この理由の一つは、dApp構築にゼロ知識証明の知識を必要とする特殊な言語「R1CS」を用いなければならないため、開発者の負担が大きいということです。
もう一つの理由はコンポーザビリティの欠如です。多くのDeFiプロジェクトがマネーレゴとして相互に連携するL1のような経済圏を、現在のzkRollupで実現するのは難しいと言えます。
これらの点は今後のzkEVMの開発に期待される点であり、例えばscoll techが開発するEVM互換性を強く意識したzkEVMなどの今後の動向は注視されます。
zkRollupを用いたdAppやNFT/インフラ/ウォレットなどはすでにzkSync/StarkNET/StarkExなどのRollupで稼働しているものや、テストネット上で稼働しているものが幾つかあります。この点の現状を概観したい場合はzkRollup Directoryなどが参考になるでしょう。

【2月11日~2月24日の期間限定公開レポート一覧】