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Web5をはじめとするGlobal Verification Network入門【前編】|Web5の概要、SSI/DIDの基礎、主なユースケース

2022年06月22日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • Web5の概要
  • SSIの基本解説
    • ①SSIに期待される役割
    • ②SSIを構成する主な3要素
    • ③SSIの基礎用語
  • SSIの主要ユースケースの紹介
    • 【教育×SSI】
    • 【金融×SSI】

前提

(※本レポートではWeb5をはじめとするGlobal Verification Networkの大まかな動向、SSIの基本的な解説【前編】を行います。なお本レポートは【前編】【後編】の二本立てで構成しています。【後編】ではパブリックブロックチェーン上での具体的なユースケース紹介としてCeramic Networkを活用したDisco.xyz、Gitcoin passportを解説します。)
元Twitter CEOとして知られるJack Dorsey氏(TBD)がWeb3の代替案として打ち出したBitcoinベースのプロジェクト「Web5」は新鮮な取り組みと言えるでしょう。また従来よりコンソーシアムチェーンベースで展開されてきたSSIソリューションも、Web3にSSI(自己主権型アイデンティティ)の概念を導入したCeramic Network、捉え方によってはDfinityのような取り組みもまた同じような理由で新鮮な取り組みであることには変わりがありません。
いずれにしても従来のWeb3はGlobal Monetary Network(Bitcoinやスマートコントラクトプラットフォームのようなオープンな金融インフラ)を中心に展開をしてきたわけですが、そこにオープンなIDレイヤーを導入したGlobal Verification Networkの構築を目指す動きが上記のようなプロジェクト群に共通する新鮮さの正体であると言えます。
今回のレポート【前編】ではWeb5をはじめとするSSIの概念をWeb3の文脈に導入する動向を理解することを目的にWeb5の概要、SSIの基礎知識、従来のSSIの主なユースケースを概説します。

【前編に含まれる内容】
1.Web5の概要
2.SSIとは何か
3.とりあえずこれだけはというSSI/DID基礎用語の簡易解説
4.SSI固有のユースケース紹介

【Global Verification Network入門シリーズ】
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。