Mantle Network|EigenDAを統合したモジュラー・ブロックチェーンの概要

2023年07月11日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • Mantle Networkの概要
    • Mantle Networkが提案された背景と概要:スケーラビリティの問題
  • Mantle Networkの仕組み
    • Mantle Networkの仕組み①:Data Availability機能
    • Mantle Networkの仕組み②:マルチパーティコンピューティング(Multi-Party Computation)
    • Mantle Networkの仕組み③:Fraud Proofs
  • Mantle経済圏について
  • 総括

前提

本レポートでは2023年にメインネットローンチを控えるモジュラーブロックチェーンMantle Networkを概説します。
Mantle Networkはスケーラビリティ、セキュリティ、分散化のトリレンマを解決することを目的にOptimistic RollupとEigenLayerのData Availability(以下DA)レイヤーを利用した独自の3層モジュール式ブロックチェーンを構築しているL2ソリューションです。①Ethereumは決済と合意形成を担い、②EigenLayerはデータの検証と保存(DA)を、そして③Mantleはトランザクションの実行を処理する仕組みです。
Mantleは2022年6月の構想提案段階ではBitDAOの$BITをネイティブトークンとして使用するとしていましたが、2023年5月にMantleとBitDAOを単一ブランドとしてリブランドすることが投票で可決され、新たなネイティブトークンとして$MNTが2023年7月に採用される予定です。
※Mantle Networkメインネットローンチに備え、$MNTトークンは2023年7月あたりにリリースされる予定です。$BIT保有者は公式チャネルを通じて既存の$BITを$MNTトークンに変換できるようになります。また、ユーザーが$MNTトークンを無料で獲得できるMantle ByStarterも予定されています。ByStarterの終了後、BybitはBITの上場廃止を開始し、Bybit Spot取引プラットフォームでの取引のために$MNTトークンの上場を開始するとしています。
MantleはBitDAOのプロダクトであり、$200MのEcoFundを所有しています。MantleのEcoFundはMantle開発者コミュニティを育成するために、資金調達、戦略的指導、業界とのつながり、市場参入戦略など、様々なリソースを提供しています。なおMantleは2023年の第2四半期か第3四半期にメインネットをローンチする予定です。※EcoFundはBitDAOおよびMantleのリブランドに伴い、新たなEcoFundの提案書MIP-24が公開されています。
本レポートではEigenLayerの独立したData Availabilityレイヤー(EigenDA)とロールアップ技術を利用したモジュラーアーキテクチャを組み込んだMantle Networkを概説していきます。
なお、モジュラーブロックチェーンおよび類似プロジェクトについては以下の関連レポートをご参考ください。
またEigenLayerおよびEigenDAについては以下のレポートをご参考ください。
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