「アルゴリズミックステーブルコインを弔う」特集
2022年05月13日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 「アルゴリズミックステーブルコインを弔う」特集
- アルゴリズミック・ステーブルコインはなぜ生まれたのか
- 弔われるアルゴと弔うにはまだ早いアルゴ|アルゴリズミックステーブルコインの多様性
「アルゴリズミックステーブルコインを弔う」特集
「阿鼻叫喚」、ここ数日のUST、LUNAをめぐる巷の騒動はまさにそのような言葉で言い表される。
USTという名の猛火でその身を焼かれた人々の呻き声はSNSを通じて人々の記憶に強い印象として残るであろうし、そこから得られるいくつかの教訓は今後の糧になるところもあるでしょう。とはいえ一方で、かつてのTITANがそうであったように、それがアルゴリズミックステーブルコインとは何かを表す代名詞であるかのように印象付けられてしまう場合もあるのではないかとも危惧します。
今回の特集では「印象としての」アルゴリズミックステーブルコインと「実態としての」アルゴリズミックステーブルコインのズレを認識することを目的に、かつてのアルゴの弔いという名目で、これまでの実験的な歩みを振り返りたいと思います。
なお、今回のUSTのデペグの理由については以下のレポートで考察を加えて解説をしています。本特集では触れませんので、興味のある方は以下のレポートをご参考ください。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。