NFT価格はどのようにして決まるのか【後編】|オラクルを介して評価するアプローチ|BendDAO、Banksea NFTオラクル

目次

  • 前提
  • 2.オラクルを介してNFTを評価するアプローチ
  • TWAP評価によるアプローチの事例:Bend DAO|現状と課題を理解する
  • ②機械学習(AI)を用いて評価するアプローチ事例:Banksea|レアリティなども加味して客観的に評価
  • 総括

前提

2022年8月現在見受けられるNFT価格設定方法は大きく以下二つのアプローチが存在します。
  1. 主観で評価するアプローチ
  2. オラクルで評価するアプローチ
以上はそれぞれ前回のレポートで指摘した①計測不可能な要素、②計測可能な要素に対応しています。
今回のレポートでは主に②計測可能な要素をもつNFTを評価する2.のアプローチを概説します。
1.については本シリーズ【中編】をご参考ください。

【NFT価格はどのようにして決まるのかシリーズ】

2.オラクルを介してNFTを評価するアプローチ

本レポートではオラクルを介してNFTを評価するアプローチ事例を紹介します。
そもそもオラクルとは何?という方は以下の関連レポートをご参考ください。

①TWAP評価によるアプローチ

オラクル経由でNFTを評価する代表的な手法はTWAP(Time Weighted Average Price )評価です。ある一定期間の取引価格を時間加重平均法を用いて算出する手法であり、Uniswap v2やChainlinkなどで用いられています。より詳しく学びたい方は以下のレポートをご参考ください。
NFT評価の文脈ではNFTレンディングプロトコルであるJPEG’dやDeFrag、DropDAO、Pine、BendDAOがTWAPでNFT(担保資産)を評価しています。JPEG’d、DeFragについては以下の関連レポートをご参考ください。
【関連レポート】
BendDAOは2022年8月に清算オークションが想定通りに機能しないのではないかと懸念されて話題にもなりましたからご存知の方も多いかと思います。この手法の課題を示す好事例でもありますから、事例①として後述し、余談として「入札されない」事件の全容を解説します。

②機械学習(AI)を用いて評価するアプローチ

OpenseaやTwitter、Etherscan等々の外部API経由で収集した情報をもとに機械学習させて価格を算出する方法です。
執筆時点での機械学習を用いた評価アプローチは主流の評価方法ではありませんが、計測可能な要素、計測不可能な要素の両方を加味してNFTを評価することができるようになるのであれば、新たな評価手法として着目される可能性はあるでしょう。
こちらも具体的な事例を交えて後述します。

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