「SBTを批判的に捉える」特集|NFT≒「私はそれを所有している」、SSI≒「私は何者である」、SBT≒「???」
2022年08月26日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 「SBTを批判的に捉える」特集
- NFT≒「私はそれを所有している」、SSI≒「私は何者である」、SBT≒「???」
「SBTを批判的に捉える」特集
【紹介レポート一覧】
- Soul Bound TokenとDeSocの概要|SBTの事例やSSIとの比較からDeSocを紐解く
- Web5をはじめとするGlobal Verification Network入門【後編】|Disco、Gitcoin passportにみるVCのユースケースと将来像
「SBTを批判的に捉える」をテーマにデジタルID関連のレポート計2本ご紹介致します。一つはSoul Bound Token(SBT)に関連するレポート、もう一本はSSI/VCに関連するレポートです。
SBTとは何か、ざっくりと表現するならばアカウントにくっついて離れないNFT。つまり譲渡不可能なNFTです。譲渡はできませんが取り消すことはできます。詳細については今回の紹介記事①をご参考ください。
今回の紹介記事①に記載の通り、SBTはDeSoc(分散型社会)を理念にさまざまなユースケースが検討されており、その有用性が現在進行形で検証されています。
今回のテーマに「SBTを批判的に捉える」を掲げた通り、本記事の目的はSBTを再検証しその有用性、使いどころを再考するきっかけを作ることです。
なおSBTを否定したいわけではなく、SBTにも得手不得手がありますから利点のみ掲げた主張を鵜呑みにするのではなく、トークンの性質を批判的に捉えた上でユースケースを理解しましょうという提案です。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。