9/10〜9/23期間限定公開レポート「トークンエアドロップ」特集

目次

  • より多くの人に暗号資産・ブロックチェーンの知見を届けるために
  • 「トークンエアドロップ」特集|9月10日~9月23日の期間限定レポート一覧

より多くの人に暗号資産・ブロックチェーンの知見を届けるために

HashHub Researchでは期間限定で一部レポートを無料会員様向けに公開しています。
HashHub Researchは暗号資産とブロックチェーンを専門領域にしている有料の会員制リサーチサービスです。この業界のリーディングリサーチプロバイダとして、多くの企業会員と個人会員にご利用いただいています。
ブロックチェーン関連の情報は雑多で、深くインサイトのある情報源は限られますが、私たちHashHubは暗号資産とブロックチェーンに特化した企業であり、さまざまな知見を凝縮してリアルタイムでレポートをお届けしています。また有料で展開することにより専門のリサーチチームを内製し高クオリティの情報をお届けすることができています。
しかし有料会員の仕組みを用いていることによって、情報を届けられるのが限定的なコミュニティになっていることもまた事実です。そこで、よりブロックチェーンの面白さを伝えることや、日本国内のブロックチェーンに取り組む企業の知見の支えになれるよう期間限定公開レポートの仕組みを始めます。
期間限定公開レポートは、毎月第二金曜日と第四金曜日に更新されます。各レポートはHashHub Research内で過去に配信されたレポートから、今もう一度読んでおくべきトピックなどを厳選して、2週間公開します。次の期間には新しい期間限定レポートがこのページで更新されます。
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「トークンエアドロップ」特集|9月10日~9月23日の期間限定レポート一覧

「9月10日~9月23日」の期間限定レポートは「トークンエアドロップ」をテーマに特集します。
執筆時点の2021年9月10日現在、古参DeFiプロトコルであるdydxがトークンエアドロップ、俗に言うDeFi給付金の配布を実施したことが話題となっています。
これまでにもさまざまな分散型を志向するプロジェクトがトークンエアドロップを実施していきましたが、その中でも給付額のインパクトが大きく多くの人の記憶に未だ残るのはUniswapによるUNIの配布でしょう。この時は初期ユーザー(1アドレス)につき最低400UNIが配布され、執筆時点でのUNI価格24ドルで換算すると9,600ドル分が配布されました。この出来事が2020年の9月と丁度一年前の出来事です。

それからおよそ一年後の現在、dydxが初期ユーザーに対してトークンエアドロップを実施しています。dydxは証拠金取引プラットフォームであり、それ故にハードルが高いと感じたユーザーも多くいた可能性はありますが、数ドルデポジットしていたユーザーに対しても最低310DYDX、1ドル以上トレード実績があるユーザーに対しては1,163DYDXが配布対象となっており、実はそれほどまでにハードルが高いものではありませんでした。※ただし別途下画像右端のClaimマイルストーンは設定されてはいます。

参照:https://dydx.foundation/blog/en/introducing-dydx-token
執筆時点のDYDX価格13ドルで換算すると前者がおよそ4,000ドル、後者がおよそ12,000ドルです。そして$1M以上を取引していたユーザーは9,529DYDXとおよそ124,000ドル(日本円で1,000万円以上)が給付されています。
これまで実施されたトークンエアドロップは古参プロジェクトによるもの、新規プロジェクトによるもの、Ethereum上のもの、別のチェーンのもの、それは必ずしもDeFiプロトコルに限定されるものでもなく、Axie InfinityのようなBlockchainゲームなど多様な領域で同様の手法が模倣されています。
これらは初期ユーザーへの還元を目的にしたシナリオを建前に実施されるようになり、それ故にこのシナリオを理解したユーザーは俗に「給付金ムーブ」と呼ばれるその建前を形骸化する行動を促すことにも繋がりました。ただし、この行動自体は潜在的期待による認知獲得というマーケティング戦略として一定の成果をあげており、この効果によるリターンがプロジェクトにとってプラスを示す限りは同様の事例がまだ続く可能性はあるでしょう。
とは言え、ユーザーの立場で給付金ムーブを手当たり次第に行うことが現実的な戦略なのかは悩ましく、これまでにそのシナリオを背後で描いてきたVC等のプレイヤーを理解することや、この業界の中長期的な動きを読み、複数の仮説を立てて行動する方が自然とも言え、心身ともに健全でいられるのではないかとも筆者は感じます。
今回の期間限定記事ではトークンエアドロップの流れをより良く掴んで頂けるように関連するレポートを計2本を無料公開します。

【期間限定公開レポート①】
DeFiをはじめとしたトークンのエアドロップの解説 エアドロップ狙いのユーザーはどう行動すればよいか

なぜプロトコルは独自トークンのエアドロップを行うのか、その動機を理解し、どう振る舞うか、そしてこの動向が将来どういう傾向を示す可能性があるのかを解説したレポートです。

【期間限定公開レポート②】
新しいエアドロップ・新規ブロックチェーンのトークンのディストリビューション手法の考察 Lock Drop / WorkLock / Liquid airdrops

2019年春の時点でのトークンエアドロップモデルの変遷と多様化を解説したレポートです。以前のエアドロップ手法と現在の手法を比較して読み解く上でご参考ください。

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