NFT(Non-Fungible-Token)の動向 21年7月

目次

  • 前提
  • NFT販売の傾向
  • クリプトゲームの活性化
  • 歴史のモーメントをNFT化
  • 国内動向のまとめ
  • 総論

前提

本レポートでは、NFT(Non-Fungible Token)の2021年6月の動向を把握することを目的とします。NFTアート市場は厳しい状況となっていますが、オークションハウスはその状況でもうまく市場の形成を行いつつあります。アート以外のアプリケーションを観察すると、ゲームのボリュームの堅持とコレクティブの復活の兆しがみられます。今月はアートの状況を確認したのちに、ゲーム、コレクティブについて言及し最後にこれまでになかったジャンルについて期待を込めて紹介します。

NFT販売の傾向

NFTのアート作品の販売ボリュームは顕著に下落しています。主要NFTアートプラットフォームの取引量の総計は$20Mに満たないレベルとなっており、5月の$60Mと比較して3分の1のボリュームとなっています。
一方、サザビーズやクリスティーズといったトップオークションハウスはよいビジネスをしています。6月にサザビーズが行った、Natively Digitalと冠したNFT販売イベントでは$17.1Mの売り上げを果たしており、1社でNFTプラットフォームの合計に迫るボリュームとなります。また、サザビーズではWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)を構築した最初のプログラムコードをNFT化した作品が$5.6Mで落札されています。合計$22.7Mとなり、NFT専業のアートプラットフォームを凌ぐ売り上げを1社で達成しています。
多種多様なNFTを扱うOpenSeaは、アート専業プラットフォームと異なり、$5M/日のボリュームで微増しています。コレクティブ系NFTで、ヒットがいくつかあった結果だと思われます。また、Binance NFTが6月末にオープンしました。開始日は大きな話題となりました。ガチャガチャ系のMystery Boxは10分かからずに売り切れるなど好評を博しています。$20 で1万個以上の売り上げがあったため、数億円の売り上げがあったことが推測されます。Binanceの売り上げは取引所内であるため外部からはそのボリュームは見えてきません。
NFTアートの販売量
参照: https://cryptoart.io/data 6月分は(6/30までのデータ)
Google Trend NFTキーワードの検索量の変化(90日 2/26 - 5/26)
参照: https://trends.google.com/trends/explore?q=NFT


NBA Top Shot トレード金額の変化(30日間 5/30 - 6/30)
参照: https://dappradar.com/flow/collectibles/nba-topshot

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