NFT(Non-Fungible-Token)の動向 21年6月

目次

  • 前提
  • NFT販売の傾向
  • トッププラットフォーマーのNFTへの傾倒
  • NFTのキュレーションの仕組みが提案され始めています
  • NFT販売所の乱立と各チェーンへの分散
  • 国内動向のまとめ
  • 総論

前提

本レポートでは、NFT(Non-Fungible Token)の2021年5月の動向を把握することを目的とします。NFT販売の全体のボリュームは低下をしているにもかかわらず、既存プラットフォーマーのNFTに対する積極的な姿勢がみられます。NFTは引き続き注目していきたい市場として考えるシグナルとなります。
今月号では、5月に顕著にみられたイーサリアム以外のブロックチェーンでのNFT活動の動向の活性化や、NFTマーケットで求められているキュレーションの仕組みの整備が始まっている様子についてもふれていきます。

NFT販売の傾向

3月を頂点としたダウントレンドは4月に引き続き5月も同様なダウントレンドの傾向でしたが、それでもブームが到来する前の2021年1月に比べると5倍以上のボリュームがあり、依然として昨年までとは大きく異なる市場規模を確保しています。
残念ながら大型のNFT商品の大ヒットはなくなってきていますが、中ヒット的な商品の種類が増えてきており、多角化が進んだ月といえます。
Larva Labの新作NFTコレクションの Meebitsは残念ながら不発に終わっています。大型タイトルであったNBA Top Shotも陰りが見えてきており、これまで新しいカードが発売されたときには購入できないことが多々ありましたが、5月後半セールスでは、並ばずとも購入できるようになってしまいました。過熱感がなくなったとも言えます。
OpenSeaも全体のセールスボリューム減少傾向がみられます。唯一上昇を見た5月4日のピークはMeebitsによるものだと思われます。MeebitsはCryptoPunks所有者などに無償でMeebitsを配布しました。その結果転売活動が起こったものだと思われます。
NFTアートの販売量
参照: https://cryptoart.io/data 5月分は(4/25までのデータ)
Google Trend NFTキーワードの検索量の変化(90日 2/26 - 5/26)
参照: https://trends.google.com/trends/explore?q=NFT


NBA Top Shot トレード金額の変化(30日間 4/26 - 5/25)
参照: https://dappradar.com/flow/collectibles/nba-topshot
OpenSeaのセールスボリューム
参照: https://dappradar.com/ethereum/marketplaces/opensea

トッププラットフォーマーのNFTへの傾倒

NFT取引のボリューム自体は下がっていますが、それでもこの市場に注目すべき事象として、リアルワールドのトッププラットフォーマーたちがNFTに対して真剣に取り組んでいることがあげられます。
リアルアートにおいて重要な役割を担っているトップオークションハウスが5月、6月のタイミングで新たにNFT販売を定期的に行うようになりました。

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