NFT(Non-Fungible-Token)動向レポート【4月版】
2021年04月15日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 高額NFTアートの販売
- NFT販売事業の拡大
- ブロックチェーンプラットフォームの多様化
- 国内動向のまとめ
- リアルアート業界の動向
- 総論
前提
本レポートでは、NFT(Non-Fungible-Token)の2021年3月の動向を把握することを目的とします。2020年末から2021年の初頭にかけてNFTに対する注目と流動性の急激な拡大が見られました。暗号資産のマーケット動向を把握する上での重要なファクターの一つと考えられます。
NFTに関連する動向概要
2021年において暗号資産の動向を探っていない人々の関心を強くひいたのは高額NFTアートの販売のニュースです。BeepleのNFT作品が75億円でクリスティーズで落札されたニュースは聞いたことがあるかと思います。このニュースが引き金となり、多くの事業者がNFTの発行およびマーケット事業への参入や提携・強化を行いはじめています。
NFTはEthereumのエコシステムの一部として成長を果たしました。しかしながら、Ethereumのエコシステムが抱えるガス代問題は、NFTにおいても大きな影響を与えており、L2や他のチェーンへの移行が積極化しています。本レポートでは以下の3つの動向に焦点をあてて解説をしていきます。
- 高額NFTの販売実績
- NFT販売事業の拡大
- ブロックチェーンプラットフォームの多様化
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。