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NFT(Non-Fungible-Token)の動向 21年5月

2021年05月03日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • NFT販売の傾向
  • 著名人のNFT参入
    • NFTの電力問題に関する言及と非Ethereumチェーンの台頭
  • 国内動向のまとめ
    • NFTアートのコレクター
  • 総論

前提

本レポートでは、NFT(Non-Fungible Token)の2021年4月の動向を把握することを目的とします。2021年3月をピークにNFTのブームが落ち着いており、4月の取引額は3月と比較し減少、またSNSでのNFTへの言及も減っています。一方で4月になり世界的に著名人のNFTリリースが増加しています。また、プラットフォーム開発などのNFT事業を開始する企業の動きも継続しています。本レポートでは、一旦落ち着いた市場と継続される供給サイドの動きに焦点を当てていきます。
過去のレポートはこちらからご覧ください。

NFT販売の傾向

3月がセールスの金額ベースの頂点となりました。4月は数十億円レベルの高額NFT販売のニュースもなく落ち着いた数字で着陸する見込みです。下記は Art Platformのみのデータを抽出したデータです。4月分は4/29日分までのものですので、楽観的に見ても$100 million(1億ドル)程度で終わり、3月の半分程度のボリュームで着陸するでしょう。NBA TopShotの売り上げデータは30日の推移を示しています。3月末より減少傾向のトレンドが確認されます。キーワード検索のピークも3月末に頂点をつけてその後落ち込んできています。各指標をみると一旦踊り場が来たと見て良いでしょう。
NFTアートの販売量
参照: https://cryptoart.io/data 4月分は(4/29までのデータ)
Google Trend NFTキーワードの検索量の変化(90日 1/29 - 4/29)
参照: https://trends.google.com/trends/explore?q=NFT
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。