世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【20年10月版】

目次

  • 前提
  • 現物市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
  • デリバティブ市場の取引データおよび各社の主要なアップデート
  • 取引所トークンと関連する各種データ
  • 結論

前提

9月の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポートを配信します。DeFiを起点に大きく盛り上がった先月に比べると30%程度の取引高減少が見られますが、6月や7月の水準に比べると依然として高い取引高を維持しており、DeFiの盛り上がりが一段落した現在においても暗号資産市場の要となるBTCとETHは然程下落していません。
取引高の堅調な推移とは対照的にBitMEXが米国の規制当局から告発されるなど、米国政府はオフショア取引所の無法地帯を許さない姿勢を鮮明に打ち出しています。規制の整備は必ずしも締め付けを意味しませんが、同様の動きは欧州やロシアでも見られるため関連ニュースには注目しておいたほうが良いでしょう。
現物資産はBinanceが圧倒的な1位となり、更に先物市場でもHuobiを抜いて1位に躍りでました。DeFiがマネーレゴの要領で複数のチームが素早くプロダクトを打ち出す一方で、最低限の品質を保った上でDeFiにキャッチアップする形でプロダクトを用意できるBinance陣営は一流と言わざるを得ません。ただし、BitMEXへの告発からの類推でBinanceに対しても各国政府が何らかの動きを見せることは予想できるため特に、BNBを保有する場合のリスク要因としては頭に入れておくべきです。
過去のレポートはこちらからご覧ください。
世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【20年7月版】
https://hashhub-research.com/articles/2020-07-02-crypto-asset-exchange-report
世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【20年8月版】
https://hashhub-research.com/articles/2020-08-05-crypto-asset-exchange-report
世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【20年9月版】
https://hashhub-research.com/articles/2020-09-10-crypto-asset-exchange-report

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