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Web3.0における最新資金調達トレンド分析 #5

2024年01月29日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • 1.Infra($61.7M/10件)
  • 2.CeFi($50M/5件)
  • 3.Games($6.15M/2件)
  • 4.DeFi($5.65M/6件)
  • 5.その他

前提

本シリーズでは、どのようなWeb3.0関連のスタートアップやプロジェクトに資金が集まっているのか、その最新の傾向とパターンを解説します。今回の#5では、2024年1月20日から2024年1月26日にかけての資金調達活動を調査し、どのカテゴリーが最も注目を集め、どのような特徴が見られるのかを分析しています。

【要旨】2024年1月20日から2024年1月26日にかけての資金調達活動

次に示すのは、「資金調達額(週単位)の推移」および当該期間中の「カテゴリー別の資金調達額」、「資金調達リスト(※有料)」です。
※グラフ記載の$_Mは当該期間中の調達合計、(_cases)は調達したプロジェクト件数を表しています。なお、資金調達報告は確認されているものの調達額が公開されていない場合は、ケースとしてカウントしてはいますが、調達額の計算には含んではいません。
  1. [Infra]※本文にて解説 
    AI×Web3、DePIN、Bitcoinエコシステムなど界隈のトレンドに準じるものが多く、シード4件、アーリー(Series-A)2件とアイデア段階(またはプロダクトリリース前後)、プロダクト検証段階での資金調達が目立ちます。本文にてAI、DePINに関連する3プロジェクトを簡易解説します。

  2. [CeFi] 
    前回の#4に引き続き、CeFiの資金調達が多く散見されます。カストディサービスを提供するBitGo、BDACS(韓国)やデジタルバンクSygnum、RWAトークン(セキュリティトークン)取引をサポートすつDinariなどが資金調達を実施しています。
    ※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。

  3. [Games]※本文にて解説 
    初期ポケモン?のようなレトロMMORPGゲーム「Spellborne」を開発する「Mon Studios」が$1.35Mの資金調達を実施したほか、GameFiプラットフォーム「Arcade」が$4.8Mの資金調達に成功しています。本文にて該当する2件のプロジェクトを概説します。

  4. [DeFi] 
    DeFi領域は調達額を非公開としていたものが多かったものの件数は6件と多めです。ジャンルはDEX、レンディング、デリバティブ等々。対象エコシステムはバラバラであり、たとえばマルチチェーン対応であればArken FinanceやSynonym Finance、Bitcoin経済圏ではBitFlow、Ethrereum経済圏ではVeta Finance、Sui上のScallop、Canto上のCadenceが資金調達を実施しています。
    ※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。

  5. [その他]
     DAO(FWB傘下のc-corp)、NFT、Social界隈でそれぞれ一件づつ、またセキュリティツールKEKKAIが昨年2月のプレシードに続き、24年1月にシードラウンドの資金調達を実施しています。 
    ※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。
※本レポートでは当該期間中のトレンドや注目プロジェクトのみを取り上げて解説します。その他プロジェクトはリスト記載の概要、投資会社(投資家)等の項をご参考ください。掲載プロジェクトに関する更なる調査を行いたい場合はレポート末尾に参考URLを記載しておりますので、該当のURLリンク先をご参考ください。
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