Web3.0における最新資金調達トレンド分析 #4
2024年01月22日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- 1.CeFi($176M)
- 1.1.Hashkey Group、$100MのシリーズA資金調達を完了
- 1.2.WOO Network(WOO X)、$9Mの資金調達を完了
- 1.3.企業向けステーキングサービスを提供するKlinがおよそ$17Mの資金調達を完了
- 1.4.Flowdesk、$50Mの資金調達を完了
- 2.Infra($21.5M)
- 2.1.自動車データを活用するDePINプロジェクト「DIMO」、$11.5Mの資金調達を完了
- 3.Others($7.9M)
- 総括
前提
本シリーズでは、どのようなWeb3.0関連のスタートアップやプロジェクトに資金が集まっているのか、その最新の傾向とパターンを解説します。今回の#4では、2024年1月13日から2024年1月19日にかけての資金調達活動を調査し、どのカテゴリーが最も注目を集め、どのような特徴が見られるのかを分析しています。
【要旨】2024年1月13日から2024年1月19日にかけての資金調達活動
次に示すのは、「資金調達額(週単位)の推移」および当該期間中の「カテゴリー別の資金調達額」、「資金調達リスト(※有料)」です。
※グラフ記載の$_Mは当該期間中の調達合計、(_cases)は調達したプロジェクト件数を表しています。なお、資金調達報告は確認されているものの調達額が公開されていない場合は、ケースとしてカウントしてはいますが、調達額の計算には含んではいません。
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[CeFi]※本文にて解説
アジアを拠点とするデジタル資産金融サービスグループHashkey Groupが資金調達したほか、企業向けステーキングプラットフォームを提供するCeFi事業者やOTC取引・マーケットメイキングを行う事業者が資金調達を実施。また昨年発生したハッキング事件を補填するような資金調達も確認されています。
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[Infra]※本文にて解説
自動車データを活用するDePINプロジェクト「DIMO」が資金調達を実施。本文にてプロジェクトのスクリーニング過程で得た各種基本情報を提供しています。このほか、DIDやWallet、Dev tool関連のプロジェクトが資金調達に成功しています。
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[DeFi]
EigenLayerベースのReステーキングプロトコル「Renzo Protocol」が$3.2M調達したほか、アフリカ向けDeFiソリューションを提供する「Canza Finance」が$2.3Mの資金調達を報告しています。またSuiブロックチェーン上のLSDプロトコル「Volo」を対象にした「Naviプロトコル」によるM&A報告が確認されています。
※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。 [関連レポート] -
[Games]
Animoca Brandsをリードにモバイルゲームのメタバース「AOFverse」が$3Mの資金調達に成功しています。
※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。
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[Social]
DWF Labsによる出資が2件確認されています。1件目はweb3コミュニケーションインフラを開発するBeoble、もう1件はDIDベースのコミュニティ管理ツールを開発するDeBoxです。どちらも出資額は公開されていません。
※詳細は添付リスト(有料コンテンツ)及び参照URLをご確認ください。
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[その他]※本文にて解説
Web3版のGoogle Analyticsのようなプラットフォームやオンチェーン広告プラットフォーム、データ分析などのWeb3向けのマーケティングツールの資金調達が3件確認されています。本文にて各ツールの機能や特徴について簡易解説します。なお、残り1件はリサーチ事業者が資金調達を実施しています。
※本レポートでは当該期間中のトレンドや注目プロジェクトのみを取り上げて解説します。その他プロジェクトはリスト記載の概要、投資会社(投資家)等の項をご参考ください。掲載プロジェクトに関する更なる調査を行いたい場合はレポート末尾に参考URLを記載しておりますので、該当のURLリンク先をご参考ください。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。