ウィークリークリプトニュースリキャップ(6/16~6/23)
2023年06月25日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- L1 & L2
- Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表
- Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案
- DeFi
- Uniswap V4の特徴とビジョン
- セキュリティ/ハッキング
- EtherscanがAIを用いたコントラクト解釈と調査可能なツールを公開
- 市況
- TUSDがデペグした理由
- BrackRockのBTC ETF申請
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このレポートでは、6/16~6/23までに話題となったニューストピックからウィークリーサマリーを提供いたします。
音声コンテンツでは、今回取り上げたニュースの背景をリサーチャーが解説を行っています(stand.fm / Spotify)。
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今週のトピック
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L1 & L2
- Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表
- Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案
-
DeFi
- Uniswap V4の特徴とビジョン
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セキュリティ/ハッキング
- EtherscanがAIを用いたコントラクト解釈と調査可能なツールを公開
-
市況
- TUSDがデペグした理由
- BrackRockのBTC ETF申請
L1 & L2
Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表
- Frax FinanceがイーサリアムのL2として独自チェーンの開発を行うことを発表。
- ガス代の支払いにはFrax stable、frxETHを検討しているという
- シーケンサー手数料はFXSホルダーに分配される
- Optimistic RollupとZKRollupを組み合わせたハイブリッドなチェーンになる見込み
- 2024年に展開される可能性がある
参考記事:Frax Finance to launch Ethereum Layer 2 named Fraxchain
関連レポート:アルゴリズミック・ステーブルコインの動向(2) AMMを応用したフラクショナル・リザーブステーブルコイン「Frax finance」の仕組み概説
関連レポート:FRAX FINANCE v2 | 成長をささえるインセンティブ設計とAMO
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Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案
- Polygon PoSがzkEVM validium(ゼロ知識証明によって保証された分散型L2)へアップグレードする提案を公開。これによりセキュリティとパフォーマンスが向上する
- ユーザーや開発者にとっての影響は最小限に抑えられ、既存のアプリケーションの動作や手数料は変わらず、セキュリティが向上し、他のチェーンとの相互運用性がシームレスになる
- Polygon PoSのバリデータは新たにデータの可用性を保証し、トランザクションをシーケンスする役割を果たす。これにより、Polygon PoSは最初の分散型で安全なデータ可用性保証を持つvalidiumとなる
- この提案が承認されれば、2024年Q1にはメインネット公開を目指している
DeFi
Uniswap V4の特徴とビジョン
Uniswap v4の要点は以下のとおり。
- フック: 取引の各段階で実行されるスマートコントラクトで、プールの動作をカスタマイズ可能
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シングルトン: すべてのプールが単一のスマートコントラクト内に存在し、プールのカスタマイズが高速で安全に行え、多数のプール間での効率的なルーティングが可能
- フラッシュアカウンティング: 各取引の終わりにプール間で資産を移動する代わりに、ネットバランスのみが移動し、取引の効率性が向上
- ライセンス: Uniswap v4のコードはBusiness Source License 1.1の下でリリースされ、商用または製品設定でのv4ソースコードの使用を最大4年間制限
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。