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ウィークリークリプトニュースリキャップ(6/16~6/23)

この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • L1 & L2
    • Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表
    • Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案
  • DeFi
    • Uniswap V4の特徴とビジョン
  • セキュリティ/ハッキング
    • EtherscanがAIを用いたコントラクト解釈と調査可能なツールを公開
  • 市況
    • TUSDがデペグした理由
    • BrackRockのBTC ETF申請
Read Time: 4min.
このレポートでは、6/16~6/23までに話題となったニューストピックからウィークリーサマリーを提供いたします。

音声コンテンツでは、今回取り上げたニュースの背景をリサーチャーが解説を行っています(stand.fm / Spotify)。

今週のトピック

  1. L1 & L2 
    1. Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表
    2. Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案
  2. DeFi 
    1. Uniswap V4の特徴とビジョン
  3. セキュリティ/ハッキング 
    1. EtherscanがAIを用いたコントラクト解釈と調査可能なツールを公開
  4. 市況 
    1. TUSDがデペグした理由
    2. BrackRockのBTC ETF申請

L1 & L2

Frax Financeが独自レイヤー2チェーンの構想を発表

  • Frax FinanceがイーサリアムのL2として独自チェーンの開発を行うことを発表。
  • ガス代の支払いにはFrax stable、frxETHを検討しているという
  • シーケンサー手数料はFXSホルダーに分配される
  • Optimistic RollupとZKRollupを組み合わせたハイブリッドなチェーンになる見込み
  • 2024年に展開される可能性がある

Polygonが PoSからzkEVM validiumへのアップグレードを提案

  • Polygon PoSがzkEVM validium(ゼロ知識証明によって保証された分散型L2)へアップグレードする提案を公開。これによりセキュリティとパフォーマンスが向上する
  • ユーザーや開発者にとっての影響は最小限に抑えられ、既存のアプリケーションの動作や手数料は変わらず、セキュリティが向上し、他のチェーンとの相互運用性がシームレスになる
  • Polygon PoSのバリデータは新たにデータの可用性を保証し、トランザクションをシーケンスする役割を果たす。これにより、Polygon PoSは最初の分散型で安全なデータ可用性保証を持つvalidiumとなる
  • この提案が承認されれば、2024年Q1にはメインネット公開を目指している

DeFi

Uniswap V4の特徴とビジョン

Uniswap v4の要点は以下のとおり。
  • フック: 取引の各段階で実行されるスマートコントラクトで、プールの動作をカスタマイズ可能
  • シングルトン: すべてのプールが単一のスマートコントラクト内に存在し、プールのカスタマイズが高速で安全に行え、多数のプール間での効率的なルーティングが可能
  • フラッシュアカウンティング: 各取引の終わりにプール間で資産を移動する代わりに、ネットバランスのみが移動し、取引の効率性が向上
  • ライセンス: Uniswap v4のコードはBusiness Source License 1.1の下でリリースされ、商用または製品設定でのv4ソースコードの使用を最大4年間制限
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