アルゴリズミック・ステーブルコインの動向(3)|クレジットベースの分散型ステーブルコインプロトコルBeanstalk

目次

  • 前提
  • Beanstalkの概要
  • Beanstalkの仕組み
  • $BEANは需要されるのか

前提

本レポートではアルゴリズミック・ステーブルコインの動向(3)と題して、クレジットベースの分散型ステーブルコインプロトコルBeanstalkを概説します。
2020年から2021年にかけてアルゴリズミック・ステーブルコインプロジェクトのリバイバルと新規開発が進み、執筆時点では成功モデルとも言えるFraxやTerraのようなモデルも同時期に誕生し、今日のように一定の認知を獲得するほどには普及してきました。その後もいくつかのプロジェクトが立ち上がりましたが、今回はその中から2021年8月に誕生したクレジットベースのアルゴリズミックステーブルコインBeanstalkを取り上げます。

参照:https://dune.xyz/tbiq/Beanstalk
Beanstalkのステーブルコインである$BEANは界隈のPump&Dumpの影響を受けて価格が不安定な時期も多々ありましたが、その都度ペグを戻すことに成功しており、2022年2月あたり(Bean:3CRV LPは1月導入)からは価格が安定してきているようにも見受けられます。時価総額は執筆時点でも$47M程度と未だ小さく、一般的な、安定した、とは形容し難いプロジェクトではありますが、その仕組みそのものはESDの発展系と言え、その実験的な取り組みは観察対象として興味深いものを感じます。
ESDが抱えていた債務スパイラル問題を$BEANはどのように処理しているのか、またこの手のプロジェクトは債権者を引き付けられなくなるとシステムが破綻するため、インセンティブ設計の持続可能性の如何が注目ポイントとなります。
今回はアルゴリズミック・ステーブルコインの動向(1)(2)の続編として$BEANの仕組みを概説します。なおアルゴリズミック・ステーブルコインの特徴や課題点は以前のレポートをご参考ください。
【アルゴリズミック・ステーブルコインの動向シリーズ】
Frax v2は以下のレポートで詳述しています。
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