PolkadotのクロスチェーンDEXネットワーク Zenlinkの概要
2021年12月05日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Zenlinkの概要
- コンセプト
- プロダクト
- 今後のロードマップ
- 総論
前提
本レポートではPolkadotのクロスチェーンDEXネットワークを目指す、Zenlinkの概要を解説します。寄稿者はyou425さんです。
ZenlinkはZenlink Foundationによって開発されており、Polkadotの母体であるWeb3Foundationから3度のGrant(助成金)を承認されています。PolkadotエコシステムはParachainやParathreadとして異なるブロックチェーンをRelaychainに繋ぐことで相互運用を図りますが、その際にいくつかの問題があります。
ZenlinkはZenlink Foundationによって開発されており、Polkadotの母体であるWeb3Foundationから3度のGrant(助成金)を承認されています。PolkadotエコシステムはParachainやParathreadとして異なるブロックチェーンをRelaychainに繋ぐことで相互運用を図りますが、その際にいくつかの問題があります。
- チェーン上で取引するためにはParachain/Parathread毎で別々にDEX等を作るか、無ければ資産の移動が必要
→DEXの乱立による流動性の分断や手順の複雑化 - スマートコントラクトプラットフォームであれば誰かがDEXを開発するが、Parachain/Parathreadによってはスマートコントラクトプラットフォームではないため、コストをかけて自身でDEXを用意する必要がある
→余分な開発コストがかかる
このように、Polkadotだからこそ起こりえる問題を解決するためのプロジェクトがZenlinkです。今回のレポートではZenlinkの概要を取り上げます。
公式HP:https://zenlink.pro/en/
ドキュメント:https://wiki.zenlink.pro/
ホワイトペーパー:https://zenlink.pro/en/whitePaper/
ドキュメント:https://wiki.zenlink.pro/
ホワイトペーパー:https://zenlink.pro/en/whitePaper/
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。