NFT(Non-Fungible-Token)動向レポート【10月版】
2021年10月16日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- NFT販売の傾向
- 既存企業のNFT活用の活発化
- NFT系企業大型投資
- ブランドNFTの定着化
- 国内動向のまとめ
- 企業・有名人のNFTの活用
- 個人によるNFTの販売
- 総論
前提
本レポートではNFT(Non-Fungible Token)の世界認識が一変する節目となった2021年9月を振り返っていきます。日本国内に関しては8月のNFTサマーを超える勢いを与えたと感じています。
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NFT販売の傾向
日本の風景をみると9月はこれまでにない熱気でNFTは最高潮である感じを覚えますが、冷静に数字を眺めていくと全世界でのピークは8月にあります。9月も8月ほどではないですがいい数字を保っています。
NFTアートのプラットフォームは6月、7月の落ち込みから完全に回復しました。下図のアート販売量は、ArtBlocksを含めたもので、ArtBlocksも一時の加熱が収まってきたようですが依然としてダントツの売り上げであることは間違いありません。$200Mを超える流通ボリュームを誇ります。
コレクタブルの流通を支えるOpenSeaも8月のNFTサマーほどの過熱感はありませんが、安定したボリュームを保ったまま取引量を推移させています。
9月はまさに日本のNFTサマーでした。マーケットは国別の様子が見られませんのでgoogleトレンドに日本のみの場合のトレンドを追加しました。海外では9月に入り多少の落ち着きをみせていますが、日本においては熱気が続いている様子がわかると思います。これは日本国内での販売者、購入者といってプレイヤーが大きく活動を行った結果となります。
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