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FTXのトークン化された株式の取引の仕組み・メリット・法的立て付け

2020年12月20日

目次

  • 前提
  • トークン化された株式の取引の仕組みとメリット・法的立て付け
  • 先物取引の仕組み
  • 取引状況や今後の展開
  • 総論

前提

FTXは2020年10月にTokenized Stocks(トークン化された株式の取引)を開始しました。TeslaやApple、Amazon、Facebook、アメリカ以外の株式ではAlibabaやNio等の中国株を揃え、世界での高い需要が見込まれる株式を数十程度上場させています。(2020年12月時点)それぞれのトークン化された株式は現物市場と先物市場が用意されています。
FTXは2019年に創業した比較的新しい暗号資産取引所ですが、直近1年で存在感を大きく高めた事業者です。同社については過去に以下のようなレポートで取り扱っています。
関連レポート:暗号通貨デリバティブ取引のプラットフォームFTXの概要・独自トークンについての解説
https://hashhub-research.com/articles/2019-09-05-ftx-overview
関連レポート:FTXの商品設計から見る取引所ビジネス動向
https://hashhub-research.com/articles/2019-10-10-ftx-business-model
関連レポート:世界の暗号資産取引所ビジネスの定点観測レポート【20年12月版】
https://hashhub-research.com/articles/2020-12-09-crypto-asset-exchange-report
同社のトークン化された株式の取引では、アメリカ株や中国のメジャー株をトークン化して取り扱います。暗号資産取引所が大々的に株式をトークン化して取引機会を提供する事例としては、オフショア・オンショア問わず初めての事例となります。
参照:https://ftx.com/markets/stocks
本レポートでは、同社のトークン化された株式の取引の仕組み・メリット・法的立て付けについて解説します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。