Lightning Network(ライトニングネットワーク)の概要・仕組みと近況

目次

  • 前提
  • Lightning Networkの概要
  • Lightning Networkのユースケース&インフラ
  • Lightning Networkの課題
  • Etherを使ってLightning Networkにデポジットする
  • 総論

前提

本レポートではBitcoinのセカンドレイヤーソリューションの一つであるLightning Network(以下LN)の概要と近況を説明します。
BitcoinはBitcoin Cashと分裂してからはスモールブロック × SegWit方式で運営がなされてきました。SegWitによってBlock weightという概念が導入され、1ブロックあたりのBlock weightは4MBです。厳密には旧来の仕様に比べて容量が4倍になったわけではないのですが、1ブロックあたりに扱えるトランザクションの数は増えました。
LNを導入する理由は所謂スケーラビリティの問題を解決するためです。スケーラビリティを決定する主な要素としては、
  1. ブロックサイズ(1ブロックあたりのトランザクション数)
  2. ブロックタイム(時間あたりのブロック数)
  3. メインチェーンの利用頻度(容量あたりのトランザクション数)
があります。
Bitcoin Cashは1のブロックサイズを引き上げることでTPS(Transaction Per Second)を向上させています。Litecoinのブロックタイムは2.5分で、Bitcoinの10分に比べると4倍の頻度でブロックが生成されます。
より多くのトランザクションを処理するために、①容量を大きくする、②容量の生成頻度を高くする、の2つは直感的に分かりやすいと思います。
本レポートで説明するLNは③の「トランザクションあたりのメインチェーンの利用頻度を低くする」に該当します。

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