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Synthetixの近況 2019年に最も価値を高めたDeFiプロトコルはどのように成長したか

2020年01月26日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • Synthetixの2019年の成長を数字で概観する
  • Syntheixが2019年に行った大きいアップデート
    • ・トークンをインフレーションモデルに変更
    • ・様々な合成アセットを追加
    • ・段階的なDAOへの移行
    • ・分散オラクルの実装
  • 2020年2月に行われるアップデートのAchernarの概要
  • Synthetixの開発、方向性の方針
  • 総論

前提

 本レポートでは、DeFiのプロトコルであるSynthetixの近況を解説します。Synthetixの基本状況はやや古くなっている情報もありますが、下記でレポートで解説しています。
*レポート:Synthetixの概要・仕組み。MakerDAO と似た仕組みで Ethereum 上であらゆるアセットを構築することを目指すプロジェクト
https://hashhub-research.com/articles/2019-04-04-synthetix-overview
基本的なアイデアはSNXという独自トークンを担保にして、擬似的なUSドルや他の法定通貨、株式などをブロックチェーン上で表現して取引をすることを可能にするというプロトコルです。MakerDAOの場合は、ETHを担保にして擬似的なUSドルとしてDAIを生成していますが、アイデアの種類は同じであるもののより汎用的な形式を目指したプロジェクトであると言えます。このように担保を裏付けに擬似的な資産をブロックチェーン上で表現することをSynthetix Asset(合成資産)と呼びます。下記の2020年のDeFiのトレンド予測レポートでも、取り上げていて、今後成長が期待される分野です。
*レポート:2020年のDeFi(分散型金融)の10のトレンド予測
https://hashhub-research.com/articles/2020-01-06-defi-10-trends
Synthetixは最近になり存在感を高めているプロジェクトであり、現在の状況を概観します。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。