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検索トレンドから暗号資産の潮流を読み解く|16-28 Oct ,2024|AIエージェントがミリオネアになる未来

2024年10月28日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 検索トレンド銘柄の調査[01-14 Sep ,2024]
  • 1.トレンド上位5銘柄の簡易調査
  • 2.過去14日間の急騰トレンド銘柄
  • 【コラム】フローエンジニアリング×ミームコイン生成、というシナリオ
  • 2.1.Goatseus Maximus/$GOAT
  • 2.2.Virtuals Protocol/$VIRTUAL
免責事項
本レポートは情報提供を主目的としており、金融商品・暗号資産・トークン等の勧誘を目的としておりません。 最終的な投資意思決定は、ご自身の判断で行うようご理解ください。本レポートの情報に基づいて読者が行った行為、被ったいかなる損失について、一切の責任を負いかねます。法的または専門的なアドバイスが必要な場合には、専門家にご相談ください。
【要旨】
  • 調査対象:Coingecko掲載の検索トレンド『銘柄』(※検索トレンド=過去3時間で検索数が多かった銘柄)
  • データ取得日時:2024/10/16(水)~2024/10/28(月)
  • 調査内容:検索トレンド上位に多く頻出する『銘柄』を特定し、その現況をさっと掴むことを目的とします。 
    • 調査期間中の検索トレンドを2時間ごとに追跡し、中でも多くの耳目を集めた銘柄とカテゴリーのトレンド推移の可視化とその話題を読んだ理由を解説します。
    • 別途、抽出した検索トレンド銘柄はその分布をバブルチャートで可視化。一部銘柄については、四半期別の主要財務指標の観測(時価総額、24出来高、市場価格.etc)、プロジェクトの概要を記載します。
【前回の検索トレンドシリーズ】

検索トレンド銘柄の調査[01-14 Sep ,2024]

上の横棒グラフは縦軸に銘柄名、横軸に検索トレンド『順位』と『ランクイン回数』を加味して評価したスコアを配置しています。スコアが高いほどに調査期間中の検索トレンド上位、かつ上位15ランクイン回数が多い傾向になります。
以下、スコアの高い検索上位60銘柄を取り上げ、そのトレンド推移を観察していきます。
上は調査期間中の検索上位60銘柄の2024年10月16日から10月28日までの「検索トレンド推移」を可視化した折れ線グラフです。
縦軸に検索ランク(1~15位、ランク圏外)、横軸に時間軸を配置し、各銘柄の調査期間中のトレンド推移を表しています。どの期間に、どれほどの間、どれくらい注目されていたのかを把握することができます。

1.トレンド上位5銘柄の簡易調査

以下、トレンド上位5銘柄に関するトレンド背景の簡易解説です。

1.Goatseus Maximus/$GOAT

出典:https://goatchan.xyz/

2.Sui/$SUI

3.Solidus Ai Tech/$AITECH

  • トレンド背景:マイニング企業(2017年創設)のSolidusが展開するAI関連プロジェクト。主な収益源はGPUマーケット、AIaaS、BaaSなどがあり、$AITECHトークンはランチパッド参加やサービス利用、DAOガバナンスで使用されます。10月9日にAITECH AI Marketplaceを公開、16日に$AITECHに新たなユーティリティが付与されると告知。15~22日あたりまでの期間、検索トレンド上位に。なお、市場価格は今年5月のATH更新以降、右肩下がりではあります。
  • Website:https://aitech.io/
  • Doc:https://docs.aitech.io/
  • X:https://x.com/AITECHio

4.KOALA AI/$KOKO

出典:https://art.koalaai.vip/

5.KLAUS/$KLAUS

出典:https://www.klausoneth.com/

2.過去14日間の急騰トレンド銘柄

上は前掲グラフで示した検索トレンド60銘柄のうち、ここ最近、市場価格が急騰した9銘柄を太字で抽出したチャートです。
時価総額(タテ)、24h出来高(ヨコ)に沿って各銘柄をプロットしたバブルチャート(過去14日間の価格変動を表す)と2024年10月01日〜更新日時点のトレンド推移を示した折れ線グラフを掲載しています。
これらをざっくり分類すると以下4つのジャンルに分類できます。
  1. AIエージェント×ミームコイン
    1. Virtuals Protocol
    2. Goatseus Maximus
  2. ミームコイン
    1. KLAUS
    2. Phil
    3. KOALA AI
    4. NPC On Solana
  3. AI銘柄
    1. Nosana
  4. DeFi銘柄
    1. Moonwell
    2. Raydium
今回は、上記のうち、新たなトレンドになりつつあるAIエージェント×ミームコインに属するGoatseus MaximusVirtuals Protocolの検索ボリューム増&価格急騰背景の簡易調査を行います。

【コラム】フローエンジニアリング×ミームコイン生成、というシナリオ

一つ目のGoatseus Maximusはa16z創業者マーク・アンドリーセン氏が「AIと暗号資産の初の真の統合」と評価したことでも知られますが、このAIエージェント×ミームコインのシナリオは、以下の点でこれまでのトークン生成シナリオとはちょっと違います。
これまではプロンプトエンジニアリング×ミームコイン生成が代表的な方法という感じでしたが、今回の場合はフローエンジニアリング×ミームコイン生成の可能性を示した、という点で新しく、この手法の認知を一気に広めたという点で$GOATを評価できると筆者は感じています。
つまり、
人→プロンプト→ミーム生成
ではなく、
人→AIエージェント→プロンプト→ミーム生成
の流れとなり、人の役割を「プロンプト作り」から、AIエージェントの適切な出力をサポートする「フロー考案」の立場に変えている。この結果、ミームコインはこれまで以上に多く量産&運営管理されるようになると予想されますから、このシナリオを前提にどう振る舞うか、を考える時期になってきたのかなと、個人的には感じています。
以下、関連するプロジェクトの簡易解説です。
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