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Solanaチェーン上のクリエイターエンゲージメントプラットフォーム「DRiP」の概要と、ブルーチップNFTでの採用事例について

2024年10月19日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • 概要
  • 資金調達に関する情報
  • ブルーチップNFTでの採用事例も
  • 総括

前提

今回は、最近資金調達を発表して注目を集めている、Solanaチェーン上のクリエイターエンゲージメントプラットフォーム「DRiP」についてご紹介します。DRiPは、クリエイターがアートや音楽などのデジタル作品をフォロワーに配信し、その対価として支払いやチップを受け取ることができるトークン化されたコンテンツプラットフォームです。NFTに限定されず、決済基盤としてSolanaを活用し、データは分散型ストレージプロトコルであるArweaveにホストされる仕組みになっています。
また最近では、ブルーチップNFTへの採用例も見られるようになってきているため、その点についても最終章で簡潔にご紹介いたします。
[関連資料]
公式ウェブサイト:https://drip.haus/
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概要

出典:https://drip.haus/
「DRiP」は、クリエイターがアートや音楽などのデジタル作品をフォロワーに配信し、その対価として支払いやチップを受け取ることができる、NFTを含むトークン化されたコンテンツプラットフォームです。NFTに限定されない柔軟性を持ち、決済基盤としてSolanaを利用している点が特徴であり、また実際のデータは分散型ストレージプロトコルであるArweaveにホストされる仕様となっています。
現時点までに、DRiPはアーティストが作品をより広く配信できる環境を提供しています。そして、コミュニティとの深いつながりを築くサポートを行っており、これまでに800人以上のアーティストが参加し、100,000人以上のデイリーアクティブユーザー(DAU)を抱え、数百万のNFTを数年間で配布してきました。
また、詳細は次章で述べますが、最近では800万ドルのシードラウンド資金調達に成功しており、今後のさらなる拡大が期待されています。特に注目されているのは、数カ月以内にリリース予定のモバイルアプリ(iOS/Android)で、これによりユーザー体験が大幅に向上するとされています。また、クリエイターツールやプラットフォーム機能の開発拡張、新規ユーザー獲得を目指したマーケティング活動の強化も見込まれています。
さらに、従来のNFTプラットフォームとは異なり、DRiPはクリエイターエンゲージメントプラットフォームを標榜しています。具体的には、アーティストの作品販売に留まらず、コミュニティとの強固なエンゲージメントを重視しており、アーティストがファンと直接つながり、フィードバックを受けられる仕組みを提供しています。これにより、よりクリエイティブな活動を展開できる環境を整備することを目指しています。
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。