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DeFiマーケットレポート【2023年4月】

2023年05月17日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • Summary
  • TVL(Total Value Locked)
  • DEXの出来高
  • プロトコル収益額の比較
  • ステーブルコイン
  • DeFi関連の規制動向
  • Layer 2
  • 個別プロトコルの動向:CosmosのLSM(Liquid Staking Module)
  • 総括
2023年4月のDeFiマーケットレポートです。本レポートでは、DeFiに関連する重要な指標と注目すべきプロトコルの動向について、大まかな傾向を掴むことを目的に概観します。

【DeFiマーケットレポート一覧】 

Summary

  • 4月末のTVLは前月に比べて減少し490.5億ドル。Lidoのドミナンスは3月末から上昇し現在は25%となっている
  • DeFiにおけるDEXカテゴリーのTVLが最大だったが、4月にLSDがトップになりLSDはDeFiカテゴリーの中で成長している
  • PancakeSwap、Sushiswapが、Uniswap V3型の流動性プールをローンチしている背景から、Uniswap V3の取引出来高の減少要因の一つとなったと考えられる
  • dYdXは収益を維持していますがGMXの収益性が低下しはじめ、Level Financeは取引高の増加に比例し収益を伸ばしている
  • ステーブルコインドミナンスが上昇しており、特にUSDTが最も発行され市場の約60%を占める状況。Tether社は2023年第1四半期のレポートで、積立金剰余金が24.4億ドルであり、純利益が14.8億ドル増加したことを報告している
  • SECはDeFiの規制に関する議論を再開し、DeFiを含めた取引所の定義の拡大を検討しており、米国とフランスの当局はDeFiのリスクとその軽減策についての報告書を発表した
  • Layer2では、Arbitrumは対象のDAOにARBトークンの配布を開始、Optimismではチェーンに対応した新しいクライアントの開発が進行している
  • CosmosのLSM(Liquid Staking Module)の提案が承認され、Cosmosエコシステム内でステーキングされたトークンの流動性を向上させる取り組みが行われようとしている
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。