次のトレンドの種は何かその1 -CosmosのInterchain security-

目次

  • 前提
  • 現状のマッピング
  • CosmosのInterchain security
  • 総括

前提

本レポートでは、今後に来る可能性のあるトレンドの種は何かという視点で、現状出ているプロジェクトを網羅的にまとめます。2022年9月末時点で暗号資産は下落傾向にあり、ETH価格への期待が持たれていたThe Mergeの影響も、2022年8月14日の約$2,000を頂点にしてその後下落しています。
https://www.coingecko.com/を基に筆者作成

過去のトレンドを見ると、2020年にはCompoundのガバナンストークンローンチをきっかけにDeFiサマーがはじまりました。DeFiサマーではUniswapのUNIトークンエアドロップやSushiSwapによる流動性を奪うバンパイアアタック、DeFiの収益を最適化するYearn Financeのトークン価格高騰、多くのTVLを獲得した後にバグの影響で1日でほぼ無価値化したYam Financeなど、多くのプロトコルが生まれ盛り上がりを見せました。
2021年にはNFTサマーが市場を盛り上げました。2021年2月のNBA Top Shotがローンチし2月だけで230Mドルを売り上げました。3月にはクリスティーズでBeepleの1点ものNFTが70Mドルで落札され、5月にはBAYCのローンチをきっかけに多くのGenerative NFTが生まれました。7月には著名企業のルイヴィトン、コカ・コーラ、バドワイザー、ツイッター等がNFTを発行し始め、8月にはOpenSeaの取引量が爆発的に増加しました。その後に1点物のアートNFTや、NFTゲーム、大手企業のNFT参入から暗号資産市場に多くの資金が流入しました。
2022年の初頭にはユーザーの3割が暗号資産市場の新規ユーザーであるSTEPNが盛り上がりを見せ、市場への資金流入を手助けしました。

しかし2022年の9月末時点では暗号資産市場の時価総額は1,000Bドルを下回っており、市場は低迷しています。理由としてはCOVID-19の影響を受けた経済市場を支えるための金融緩和が終了し、逆にインフレ対策として金融引き締めが行われているマクロ環境の影響が大きいです。2022年にはOptimismをはじめとするプロトコルのトークン発行によるL2サマーが期待されましたが市場に大きな影響はなく、ETHの発行量が4%程度減少しTriple Halvingとも言われたThe Mergeもマクロ環境には勝てませんでした。
本レポートでは、これらに続く次のトレンドの種になりえるものは何かを網羅的にまとめます。但しトレンドの予測は難しく、Ethereumを開発したVitalikでさえNFTの盛り上がりを予想できませんでした。ただ現状の暗号資産プロジェクトを網羅し、その種となりえる物に目をつけておくことで、次の波にいち早く気付く事ができるかもしれません。

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