Dfinityと各プロトコルの使い方を動画で学ぶ -知識と給付金の取得を狙う-
2022年05月21日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Internet Identityの作成
- DSCVR
- district
- Nuance
- 総括
前提
本レポートでは、Dfinity財団が提供するInternet Computer(以下ICP)の初心者や、ICPは既に扱ったことはあるが一部のプロトコルは触ったことが無い人に対して、ICPのIDであるInternet Identity(以下II)の作成方法からプロトコルの触り方を動画を使いながら説明します。目的は作成が少し特殊なICPのIIを動画を通して作ってもらい、ICP独自のプロトコルに触れながら現状を知り、更に今後に期待されている給付金(エアドロップ)の受け取りも同時に狙う事です。
ICPはBitcoinやEthereumなどの他のL1チェーンとは違った特徴を持っています。Ethereumを始めとしてスマートコントラクトでのプログラム実行が可能になっていますが、課題としてフロントエンドやクラウドストレージ等の中央集権的な仕組みに頼らざるを得ないという点があります。
ICPはこれらも包括したプロトコルで、フロントからバックエンドまで一気通貫してWebスピードでのサービスを提供しようとしています。
ICPの詳細については下記レポートを参照ください。
また、現状ではトークン標準の設定が進行中であるため、ICP上で構築されたトークンは少ないです。DIP-20というICP上のDeFiトークン標準は存在しますが、ICP上でのトークン標準というわけではありません。ちなみにDIP-20はERC-20共通のインターフェースを使用しており、既存のERC-20トークンがICPをLayer2として使用する事も可能にしています。
今後各プロトコルがガバナンストークンを発行する可能性があるため、今のうちに触っておくことで先行者へのエアドロップの期待ができます。その触り方を動画で説明していきます。
また本レポートでは、まずInternet Identityの作り方と、下記画像で示されている中のDSCVR、Distrikt、Nuanceについて扱います。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。