Sismoプロトコルの概要|複数のパブリックアドレス情報をゼロ知識証明を用いて一つのデジタルIDに集約するプロトコル
2022年03月15日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Sismoの概要
- DAO形態の段階的変遷
- Sismo立ち上げ段階のソーシャルDAO管理
- Sismo第一弾プロダクト公開段階のプロトコルDAO管理
前提
本レポートではEthereum上で管理する複数のパブリックアドレス情報をゼロ知識証明を用いて一つのデジタルIDに集約する、Sismoプロトコルを概説します。
今回概説するSismoは、同一人物が公開用とは別に管理するパブリックアドレスのオンチェーン履歴をゼロ知識証明を用いて公開用アドレスに紐づけることを目的としたプロトコルです。公開アドレス(ENS)への紐づけはZKバッジと呼ばれる譲渡不可能なNFTを介して行われます。
本レポートでは執筆時点で開発が進むSismoプロトコルと、そのDAO形態(運営管理方法)を概説します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。