Aave v3の概要 最も使われているDeFiレンディングプロトコルの最新バージョン
2021年11月09日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Aave v3の概要
- Portal
- High Efficiency Mode (eMode)
- 細分化されたリスクマネジメント機能
- 筆者考察
- 総論
前提
本レポートでは、Aave v3の概要について解説します。AaveはDeFiのレンディングプロトコルとして首位のプロジェクトで、その存在感は非常に大きなものとなっています。
もともとETHLENDというアプリケーションを開発していたチームが2019年にピボットをしてAave v1をリリース、2020年には固定金利機能やクレジットデリゲーションを備えたAave v2をリリースしました。
2021年には対応ネットワークがそれまでEthereumだけだったものの、Polygon、Avalanchに拡大しています。TVLは全DeFiプロジェクトの中で3位に位置しています。
Aaveはv1がリリースされた時点ではその設計はCompoundと類似したものでしたが、その後、様々な付加機能を加えながら現在ではCompound以上に使われているレンディングマーケットへと成長しています。
2021年10月に発表されたAave v3も大きく機能が進化しています。今回のレポートではAave v3の概要について解説します。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。