イールド・トークナイゼーション イールドのトークン化がなぜ重要なのか?ミスプライスと潜在的巨大市場

前提

先日(2021年10月20日)に将来のイールドをトークンナイズしてセカンダリー市場で売買することを可能とするプロトコルであるElement FinanceがシリーズAとしてバリュエーション3.2億ドルの評価で、3,200万ドルの大型資金調達をしたことを発表しました。
Element Financeは従前よりシードラウンドにてA16zやPlace Holderなど著名VCから資金をするなど注目を集めていましたが、今回の資金調達ではMakerDAOやAAVEなど著名なDeFiプロトコルの創設者やCEOが投資家として参加していることが注目されています。
また、Element Financeと同様に将来のイールドをトークン化(流動化)するプロトコルは、Pendle、Tempus、Senseなどここ1年以内で複数のプロジェクトが立ち上がっており、まもなくプロダクトのリリース予定となっています。
なぜ著名VCやDeFiプロトコルの関係者がこぞってイールド・トークナイゼーションプロトコルへ多額の投資をしているのか、なぜ突然複数のイールドのトークナイズプロトコルがリリースされているののでしょうか。それを理解するには、バズワードとなっているDeFi2.0における要素である資本効率(Capital effifiency)およびプロトコルが保有する流動性(Protocol owned liquidity)の観点から現在の事象を見る必要があります。
そして、プロトコルが保有する流動性のパイオニアであるOlympus DAOの出現により、今まで市場がみていなかったイールドマーケットの存在を市場が認識せざるを得なくなりました。この事からDeFi2.0がただのバズワードではなく、DeFiエコシステムをより発展させていくファクターになっていくものになると著者は考えています。
本レポートでは、実際にサービスをローンチしているPendleを用いながら、イールドのトークナイズはどのような影響をマーケットに与えるのかについて解説していきます。
Pendleについての情報は下記URLをご参照ください。
■Pendle 公式Webサイト
https://www.pendle.finance/
■ドキュメント
https://docs.pendle.finance/
■ソースコード
https://github.com/pendle-finance
なお、Pendleと同様に将来の金利をトークン化するElement financeの概要については下記レポートをご参照ください。(PendleとElement Financeは仕組みが類似しているため、本レポートでは重複する箇所についての説明は省いております。)
■Element Financeの概要 将来の金利をトークン化できるDeFiプロトコル
https://hashhub-research.com/articles/2021-07-18-element-finance-overview
また、類似するプロジェクトであるTempus, Senseの公式Webページは下記となります。

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