Compound Chainの概要 EthereumのDeFi最大の貸借市場が発表した独自ブロックチェーンとは

目次

  • 前提
  • Compound Chainの基本概要
  • 独自ステーブルコインのCASH
  • エンタープライズや中央銀行デジタル通貨(CBDC)とも相互接続する可能性
  • Compound Chain、および他のプロジェクトの動向に波及して与える筆者の考察
  • 総論

前提

本レポートではEthereum上のDeFi(分散型金融)をリードするプロジェクトの一つであるCompoundが発表した独自ブロックチェーンCompound Chainについて解説します。
Compoundは分散型マネーマーケット(短期貸借市場)のプロジェクトで、ユーザーは貸借市場に流動性を提供して金利を得ることや、あるいは資産を担保にすることで流動性にアクセスして借り入れを行うことができます。同プロジェクトについては下記レポートで解説しています。
関連レポート:Ethereum上のMoney MarketプロトコルのCompound Protocolを概観する
https://hashhub-research.com/articles/2019-02-14-compound-protocol
関連レポート:レンディング最大手Compoundの独自トークンCOMP 概要とレンディングマイニングの戦略
https://hashhub-research.com/articles/2020-06-16-comp-overview
CompoundはこれまでEthereum上に構築されていたプロトコルでしたが、2020年12月に独自ブロックチェーンの構想を発表しました。Compoundは2020年6月にガバナンストークンのCOMPトークンを配布して、DeFiを盛り上げる火付け役になりました。同プロジェクトはDeFi初期から存在するプロジェクトでありながら、これまで先進的な存在であり続けており、今回の独自ブロックチェーン発表もその他のプロジェクトに波及して影響を与える可能性があります。
今回のレポートでは、そのような視点も持ちながらCompound Chainの概要解説、および考察を行います。
ホワイトペーパー:https://compound.cash/

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