論考・Security Tokenが普及した後の金融体験を考える DeFiは将来どのように企業活動や既存金融と結びつくのか

目次

  • 前提
  • 現時点でのSecurity Tokenやエンタープライズでのブロックチェーンの利用
  • DeFi(分散型金融)の現在地
  • Security Tokenが十分に普及した後の世界での金融体験
  • なぜDeFiやパブリックブロックチェーンのアプリケーションは重要か
  • なぜ現在の企業利用とDeFiは結びついていないのか
  • 総論

前提

本レポートでは、Security Tokenが普及した後の世界、またDeFiは将来どのように企業活動や既存金融と結びつくのかについて、筆者の考えを纏めます。
以前に配信したレポートでは、Security Tokenの概観を行いました。
*レポート:Security Tokenの概観 期待されるメリット・課題・主要プロジェクト(2020年版)
https://hashhub-research.com/articles/2020-03-03-overview-security-token
上記レポートでは、Security Tokenのメリットとして、流動性向上・証券決済の業務フローの簡略化・ スマートコントラクトによる配当や償還、およびコンプライアンスの自動執行の3つを挙げました。
この3つでは流動性向上以外は、エンドユーザー即ち投資家や証券を保有する人の金融体験よりインフラストラクチャーのコスト削減に焦点が当たっています。一方で、同時にそれらのコスト削減を前提として、Security Tokenが浸透後に中長期で可能になる新しいサービスや金融体験もあるだろうと当該レポートで述べましたが、今回はその点について掘り下げます。

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