サプライチェーンファイナンスのためのOS・Centrifugeの概要、仕組み
2019年12月05日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- サプライチェーンファイナンスの基礎概要とブロックチェーンの適用
- Centrifugeの概要
- Centrifuge OS、金融情報のドキュメントをプライバシーを保ったままやり取りする仕組み
- Privacy-enable NFTsが、実際にビジネスでどのように動作をするか
- 請求書などのアセットNFTをDeFiのエコシステムに接続するTinlake
- CentrifugeによるEthereumから、Substrateによる独自ブロックチェーンへの移行・Centrifuge Chain
- 総論
前提
本レポートでは、Centrifuge( 参照:https://centrifuge.io/ )の概要・仕組みを解説します。
Centrifugeは、サプライチェーンファイナンスのためのOSを称するプロジェクトです。具体的には、請求書をはじめとした債権をブロックチェーン上でトークン化し、金融価値を持たせて流動化させることなどがソリューションとして既に提案されています。
ブロックチェーンのサプライチェーンファイナンスへの適用は、情報とお金の透明性・追跡性を高めることができると期待され、相性の良い分野であると言われます。Centrifugeは、パブリックブロックチェーンで構成されながら、ビジネス利用を想定した仕組みを構築しています。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。