Binanceのアメリカからのアクセスの禁止。アメリカの各取引所の規制の影響を考察する
2019年06月20日
目次
- 前提
- Binanceのアメリカ進出、既存のBinanceのアメリカからのアクセスの制限
- アメリカの各取引所の規制の影響(2019年5-6月)
- 直近数ヶ月今後の予想
前提
取引高ボリュームで世界最大の取引所であるBinanceがアメリカからのアクセスを制限することを発表しました。
その他、アメリカを拠点とする取引所であるPoloniexやBittrexなどの取引所にも2019年5月から6月にかけて様々な動きが見られるようになっています。
本レポートではこれらの動きについて整理、および予想や考察をします。
なお、本レポートにおける情報は、2019年6月時点で明らかになっているものを参照していることと、一切の投資を推奨するものではないことを明記しておきます。
また、直近の規制や米国の動向について下記のレポートも前提として読まれると良いでしょう。
- オピニオンコラム: 暗号通貨規制に関わるFATF勧告について知っておくべきことと本件に対する所感
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-13-fatf-overview - レポート:米国SECとKik社のICOでの係争について。本係争が業界に与える影響とトークンの証券性の有無が定まる可能性がある裁判の開始
https://hashhub-research.com/articles/2019-06-06-sec-vs-kik
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。