暗号通貨規制に関わるFATF勧告について知っておくべきことと本件に対する所感
2019年06月13日
目次
- 前提
- FATF勧告についての前提理解
- Chainalysisのパブリックコメントを読む
- 筆者の所感
- FATFのガイダンスが採択されたユーザー体験をイメージしてみる。
前提
先週末に福岡で開催されたG20が終了し、6月中にはFATFでの暗号通貨の規制に対する解釈ノート・ガイダンスが採択予定で、話題になっています。本件について、オピニオンコラムという形で触れます。各メディアで報道されている通り中期に渡りFATFの動向が、事業者やユーザーに与える影響は多いでしょう。
また、本件に関して、話題になっているもののまだ決定した事項ではないことと、筆者は法律や規制の専門家ではないことを明記しておきます。今回のコラムでは概要説明と、筆者が1ユーザーとして本件の影響予想や所感を述べるものです。
本コラムは、法的なアドバイスでは一切ありません。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。