IBITの仕組み:米国最大の現物ビットコインETFはどう成立しているか
2026年07月02日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- エグゼクティブサマリー
- 米国最大の現物ビットコインETFはどう成立しているか
- 現在の規模
- スキーム①:信託構造
- 一次市場と二次市場のつながり
- スキーム②:カストディ
- スキーム③:設定・解約フロー
- 現物での設定・解約(in-kind)
- 価格算出と手数料
- IBITを原資産にした「利回り付き」ETF
- 総括
- 参考文献
エグゼクティブサマリー
米国最大の現物ビットコインETFはどう成立しているか
現物ビットコインETFとは、ビットコインそのものを裏付け資産として保有し、その価格に連動するよう設計された上場投資信託(ETF)です。投資家は株式と同じように証券取引所で売買でき、自分でビットコインを保管したり暗号資産取引所に口座を開いたりする必要はありません。
なかでもBlackRockのIBIT(iShares Bitcoin Trust ETF)は、米国の現物ビットコインETFで最大の商品です。では、こうしたETFは具体的にどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。
本稿では、ETFの細かな仕組みに馴染みのない読者を想定し、SEC提出資料(S-1/A・10-K・424B3・10-Q)に基づいて、IBITの規模、商品としての構造、資産の保管、そして株式が作られ消却される流れを解説します。
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