Strategy社がビットコインの構造的売り手になる可能性と、ビットコイン価格への影響

2026年05月27日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 前提
  • なぜ構造的売り手化のリスクが出てきたのか
  • Strategy社が構造的売り手になるリスク
  • 構造的売り手になる条件
  • ビットコイン中期的価格動向への影響
  • 総括

前提

本レポートでは、世界最大級のビットコイン保有企業であるStrategy社が、今後ビットコイン市場における「構造的売り手」になる可能性について考察します。
結論から言えば、現時点でStrategy社は依然としてビットコインの構造的買い手です。2026年5月17日時点で同社は843,738 BTCを保有しており、取得総額は約638.7億ドル、平均取得単価は約75,700ドルです。直近でも2026年5月11日から17日の期間に24,869 BTCを約20.1億ドルで追加取得しています。(SEC)
一方で、2026年に入ってから、同社のビットコイン戦略には明確な変化が見られます。従来は「ビットコインを売らない」というメッセージが強調されていましたが、足元では、配当支払い、米ドル準備金の維持、資本構造の最適化などの目的で、ビットコイン売却が選択肢として言及されるようになりました。
しかしながらStrategy社の戦略における最大の変化として、ビットコイン売却が手段の1つとして明示されたことで、シナリオの1つとして同社がビットコインの構造的売り手になる可能性も出てきていると筆者は考えます。
今回はこの点の考察を行います。
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