投資家目線でのDeFiLlamaの使い方とその理由
2025年04月22日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- TVL
- 手数料/収益
- ステーブルコイン・Yields
- 総括
本レポートでは、ブロックチェーンオンチェーンダッシュボードのDeFiLlamaを筆者が使用する際に見ている点(抜粋)とその理由について、現時点の考えをDeFiLlamaをあまり使用したことがないユーザーを想定して補足しながら述べます。
DeFiLlamaは、無料で使用でき、網羅的なオンチェーンデータを様々な角度から調査できるため、筆者は重宝しています。
本稿ではリサーチャー目線というよりは、投資家目線での使用方法に寄せて、筆者の利用方法を紹介します。
前提
オンチェーンデータを確認する目的はなんでしょうか?筆者としては、「できるだけ実態に近い定量的なファクトを把握する」ためです。
DeFiプロトコルに預けられている資産額、ステーブルコインの流通量など、これらは定量的に把握することができます。
事実ベースで把握したいときは、運用目線で目的を明確にしたうえで、そのために必要な情報だけを閲覧するということが大まかな利用シーンです。
Duneアナリティクスは、作成されたダッシュボードを閲覧することに長けていること、分析の切り口が多様な点で優れていますが、一般の投資家はDeFiLlamaでも十分使える情報を得ることができるという意見です。
ただ、踏み込んだ視点や独自にクエリを作成して調査する必要がある場合はDuneを使用する必要があるため、あくまで利用シーンに応じた使い分けが必要という認識です。
公式サイト:https://defillama.com/
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。