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ミームトークンの研究 #24_03_伝統から新興、危険区域まで

2024年03月21日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 【新興ミーム区域】
  • 【危険ミーム区域】
免責事項
本レポートは情報提供を主目的としており、金融商品・暗号資産・トークン等の勧誘を目的としておりません。 最終的な投資意思決定は、ご自身の判断で行うようご理解ください。そして、当該情報の正確性および完全性を保証または約束したものではありません。本レポートの情報に基づいて読者が行った行為、被ったいかなる損失について、一切の責任を負いかねます。法的または専門的なアドバイスが必要な場合には、専門家にご相談ください。

【要旨】

  • 調査対象:時価総額上位249種のミームトークン
  • 調査の目的:以下の指標を参考に、ミームトークンの分布と区域ごとの傾向を調査します。
  • 本調査の重要指標 
    1. 「価格変動の大きさ」
    2. 「流動性と取引量の大きさ」
  • グラフについて:調査対象トークンを「24h取引高」および「史上最高値(ATH)更新日」に沿ってグラフ上にプロットし、「過去30日間の価格変動率の大きさ」を円の大きさで表し、正の変動を緑、負の変動を赤として表しています。 ※過去30日は暗号資産市場全体が好調だったために、緑のゾーンが多く占めるような結果を示しています。未来の市況を予測するためのグラフではないことにご注意ください。
  • 以上のルールで作成した散布図を以下3つの区域に分類(上グラフ参照) 
    1. 【伝統ミーム区域】:24h取引高が高く、ATHの更新が2022年以前のミームトークン
      • 十分な流動性と取引量がありますが、30d_価格変動率は50%~ほどで他の区域と比べると安定した市場です。とはいえ、FLOKIのように500%以上を超えるトークンも確認できます。
    2. 【新興ミーム区域】:24h取引高が高く、かつ2024年以降にATHを更新しているミームトークン
      • 2022年~2024年にかけて誕生した新興ミームトークンでありながら、伝統的なミームと同等かそれに準ずるほどの取引高と時価総額を誇る話題性の高いトークンが多い区域です。調査時点の30d_価格変動率は話題性の高いトークンの場合は500%~程度であり、「大きな価格変動」と「十分な流動性と取引量」を満たすトークンが比較的見つかりやすい区域です。
    3. 【危険ミーム区域】:24h取引高は低いが、2024年以降にATHを更新しているミームトークン
      • 過去30日の正の価格変動率は最高38336%とハイリターンを狙える区域ではある一方で、流動性が低い区域のため負の価格変動も同様に極端に発生するハイリスクな区域です。開発者が十分な流動性を提供していない場合も多く、ラグプル発生確率も高い区域ですので、不用心に足を踏み入れないようにご注意ください。
  • 本レポートでは、上記3区域のうち【新興ミーム区域】【危険ミーム区域】を対象に更なる調査を行い、各区域の現況とそれぞれを代表する5種のトークンを主な指標とともに整理して紹介します。
※掲載するトークンは調査過程で先二つの指標に準じて簡易的にスクリーニングを行なってはいますが、その安全性を保証するものではありません。

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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。