なぜ今、ミームコインなのか SNS時代の新たな投資概念
2021年12月22日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- ミームコインブームはどのようにして起きたのか
- ミームコインの主な特徴とその特殊性
- ミームコインの今後の展望
- 総括
前提
Gukoさんによる寄稿です。2021年は、DeFi・NFTが大きく躍進した1年となりましたが、同時に「ミームコイン・イヤー」でもありました。ミームコイン(Meme Coin)とは、主としてジョーク目的で作られたコインのことです。
代表的なミームであるドージコイン(DOGE)は、価格が年初から最大約155倍に上昇し、柴犬コイン(SHIB)に至っては、1年で150万倍超の価格上昇を記録しました。単純計算では1万円の投資が150億円になるほどの驚異的なものです。こうした価格上昇等を背景として、現在も毎日、多数のミームコインが生まれています。
しかし、ミームコインは昨年まで、市場からほとんど見向きもされず、ましてやDeFiやNFTのように将来を期待された分野でもありませんでした。そのようなミームコインが、なぜ今年、暗号資産全体で無視できないほどの時価総額を獲得するに至ったのでしょうか。
本レポートでは、ミームコインブーム発生の経緯やミームコインの主な特徴を概観した上で、トークンの価格上昇メカニズム・今後の展望について論じます。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。