イーサリアム ETFが米国SECから承認される可能性、時期、展望を考える
2024年01月13日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Bitcoin spot ETF承認後の状況と承認理由
- ブルームバーグアナリストによるEthereum spot ETFの承認予想
- 承認可否
- 承認時期
- 承認後の展開
- ETHとBTCの資産としての性質の相違点の検討と考察
- 総括
前提
日本時間2024年1月11日、Bitcoin spot ETFがETP(取引所取引商品)として米国証券取引委員会SECから承認されました。承認されたのは、提出されていた11銘柄全てです。
ETFが承認されてから初日の取引で、これまでの11銘柄の取引高は合計40億ドルを超え、価格は一時的に2021年12月以来の最高水準である4万9000ドルに達しました。
市場の興奮はEthereumに伝播し、ETF承認後からETH価格も上昇を見せました。
そこで、このレポートでは今後ETHがETFとして承認される場合、どのような要素を考える必要があるのか整理し、米国SECからの承認可能性を検討します。具体的には、
- 承認可否(今後承認されるのか、されないのか)
- 承認時期(承認されるとしたら、いつなのか)
- 承認後の展開(承認された後、どのような影響があるか)
についてまとめます。
BitcoinやEthereumのETFがなぜ期待されてきたのかの背景については、以下のレポートに詳しいです。
※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。