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新興LSDfiプロトコル

2023年07月19日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)

目次

  • 免責事項
  • 要約
  • 概要
  • 各種プロトコル
  • 総論

免責事項

今回のレポートは情報提供を主目的としており、金融商品・暗号資産・トークン等の勧誘を目的としておりません。 最終的な投資意思決定は、ご自身の判断で行うようご理解ください。そして、当該情報の正確性および完全性を保証または約束したものではありません。また、本情報に基づいて被ったいかなる損失についても一切責任を負いません。

要約

このレポートでは、新興のLSDfiプロトコルについていくつかまとめています。近年、LSDfi市場は急速に発展しており、ステーキング市場の潜在性を考慮に入れると、LSDfi市場も大きな成長ポテンシャルを秘めていると言えます。新興プロトコルのデザインを理解することで、市場の今後の動向についての洞察を深めることができるでしょう。

概要

新興LSDfiプロトコル 

今回ご紹介する新興LSDfiプロトコルは3つあります。それぞれLucid Finance、GND ProtocolのgETH、そしてTapio Financeです。これら3つのプロトコルの共通点は、様々なLSTを担保として採用し、それを基にステーブルトークンを発行していることです。近年、LSD市場は急速な成長を遂げており、その市場を牽引しているのがLST担保型ステーブルコインのeUSDや「R」です。Binance Researchのレポートによれば、各LSDfiプロトコルのマーケットシェアを見ると、Raftの「R」とLybra FinanceのeUSDが市場全体の半分を占めています。また、これらのステーブルコインの担保として主に採用されているのがstETHです。
https://research.binance.com/static/pdf/lsdfi-when-liquid-staking-meets-defi.pdf
Lidoへの集権化リスクを分散させるため、また、様々なLST保有者が持つ流動性にアクセスするため、そしてLSDfi市場の発展を促進するためにも、担保に様々なLSTを採用する今回の3つのプロジェクトは重要であると考えられます。
LSDfi市場の概要としては下記のレポートが参考になるでしょう。 
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。