オンチェーンファイアウォールを提供するHarpieの概要
2022年12月07日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- Harpieの概要
- オンチェーンファイアウォールの仕組み
- Harpieの設定方法
- シミュレーションライブテスト
- 懸念事項やリスク
- 総括
前提
本レポートでは、オンチェーンのファイアウォール機能のプロバイダーであるHarpieの概要について解説します。Harpieを利用すると、ERC-20トークンやNFTへ保護をかけたり、ネットワークやトランザクションをホワイトリスト制にすることができ、盗難被害や送信ミスなどといった被害を軽減させることができます。
2022年9月には、Dragonfly Capital、Coinbase Ventures、OpenSeaらを含むシードラウンドで450万ドルの資金調達を発表しています。
Chainanalyticsのレポートによれば2022年1月以降の盗難被害にあった資産はこれまで被害にあった中で最も低い水準にあることが報告されていますが、オンチェーン上の資産の盗難リスクは依然として存在し、引き続きセキュリティは重要であり対策が必要な観点です。
本レポートでは、暗号資産を守りつつ慎重に管理するための選択肢の提供を目的に、Harpieの概要を解説します。
基本情報
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