月刊DAOレポート6月:DAO2DAOの動き

目次

  • 前提
  • DAO2DAOの動き
  • 投資DAOからサービスDAOへ
  • レピュテーション・IDツール
  • フルタイムの貢献と法的枠組み
  • 総括

前提

MessariのDAOs Listによると執筆時点で855のDAOが確認できます。
(参照:https://messari.io/governor/daos)
以下内訳です(複数の種別を含むDAOもあります)
(筆者作成)
大きな割合を占めるProtocol DAOはYearn FinanceなどのDeFiやプロトコル群を指しています。Social / CommunityにはFriends With Benefits(FWB)やCity DAO、NFTプロジェクトが含まれています。
InvestmentはThe LAO、MetaCartel Venturesなど投資集約型のDAOを指しており、CollectorカテゴリーはNFTやアーティストに特化したPleasr DAOやFlamingo DAOがグルーピングされています。
他、MediaはBankless、GrantsはGitcoin、Impactは環境やジェンダーの問題に取り組むDAOが挙げられています。
Serviceカテゴリーは全体の9%ですが、DAOツールの開発やDAO2DAOのインフラを整える役割を担う傾向があることから、DAOの発展に比例して増えていくと予測されます。
ツール
いわゆるWeb2.0のサービスも含め、執筆時点で381のツールがあります
(参照:https://messari.io/governor/tools)

(筆者作成)
以下、各カテゴリの目的・特徴とツールの例を挙げています
(筆者作成)
これまで財務管理はGnosis Safe、投票はSnapshotなど選択肢は限定的でしたが、ツールの多様化によりDAOの特性や用途によって使い分けられる場面が増えていきそうです。
例えば財務管理ツールであるLlama DAOはガバナンストークンの高いボラティリティーを懸念して、ステーブルコインによる財務の安定化を提案しています。例えば一定期間分の運転資金を確保できるなど、戦略的な運用が見込めます。
(参照:https://twitter.com/llamacommunity_/status/1525520984169586688/photo/1)
DAOに関するデータをまとめているDeepDAOの試算では、4834のDAOと100億ドルの資産、66万3千人のアクティブな投票者と提案者がおり、比例してツールも多様化していくと推測されます。
(参照:https://deepdao.io/organizations ※執筆時点)

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