クリプト業界で定期的に起こる世代交代に向き合う思考法

目次

  • 前提
  • 定期的に起こるクリプトの世代交代の必然性と俯瞰
  • 価値観をアップデートするための問い「今一番かっこいいプレイヤーは誰か?」
  • 2022年の新しい世代であるWeb3のナラティブについて私の姿勢
  • 総括

前提

本レポートでは、筆者の論考として、クリプト業界で定期的に起こる世代交代に向き合う思考法について綴ります。
暗号資産・パブリックブロックチェーンは大きなテクノロジートレンドで、少なくとも今後10年は業界が進化し続けると筆者は考えています。つまり、Bitcoinが最初にローンチした2009年から数えると、20年は続くビッグテーマということになります。
直近10年間、クリプトというビッグテーマの中でも、トレンドは入れ替わってきました。大まかにはこのような形です。

  • 2009年-:Bitcoinの初期コミュニティ
  • 2012年-:LitecoinなどBitcoinに変わるコイン系アルトコインの乱立
  • 2015年-:Ethereumの登場、アルトコインの増加とそれに伴う個人投資家の増加
  • 2017年-:ICOブーム
  • 2018年-:BinanceやFTXなどがクリプトの帝国の基礎を築きはじめ、同時に取引所コインブームが起きる 
  • 2020年-:DeFiの成長 流動性マイニングの発明
  • 2021年-:Ethereumキラー、NFTをきっかけとしたマスユーザー拡大、巨大ユーザーを抱えるクリプトゲームの誕生
  • 2022年- :Web3という新しいナラティブ、既存のテック業界との合流

このようにクリプトの業界内でサイクルが入れ替わることは、下記のレポート中でも説明した重要な点です。

関連レポート:論考・ロングタームで大局観を持ちながら、 暗号資産・ブロックチェーンに投資をする5つの原則

1-2年おきにトレンドが入れ替わるように、今後10年の間でも入れ替わるでしょう。そして過去10年を振り返ると、その中で主要なプレイヤー(人・プロジェクト・企業)の世代交代が起きてきました。
今回は特に個人に焦点をあててレポートを書きますが、クリプトの業界に関わり続けながらも世代交代に取り残されずに、生き残ることは簡単ではありません。これはクリプトの業界経験が長い人ほど実感が深いのではと思います。

過去に正解とされた考えをある程度自分の頭に残し、あるいは過去の成功パターンを一度アンラーニングして、次に次に起こる新しい技術トレンドや考え方を1-2年おきにアップデートさせる必要があります。
後述しますが、個々人がクリプトの世代交代はある種の必然性もあり、それだけに個々人が最先端についていくのは難しいです。今回はその困難とされる世代交代に向き合う私の思考法を言語化できればと思います。

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