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Toniq.labエコシステム(2021年11月時点)|Entrepot・Identity・Exponent・WTC Token

2021年11月18日

目次

  • 前提
  • Toniq Labsエコシステム(2021年11月時点)
  • Entrepot|NFTマーケットプレイス
  • Stoic Identity
  • Exponentプラットフォーム
  • WTC token
  • 総論

前提

本レポートではInternet Computer上でソフトウェア開発しているToniq.labの2021年11月時点でのプロダクト群を概観します。
Toniq.labは執筆時点でNFTマーケットプレイス、ノンカストディアル・ウォレット、トークンスタンダード設計、P2Eゲーム、ステーブルコイン開発と非常に多様な領域で開発を行っています。
今回のレポートではToniq.labエコシステムの様相を理解することを目的に2021年11月時点で開発しているプロダクト群の一部を概観します。

Toniq Labsエコシステム(2021年11月時点)

Toniq.LabはStephen Andrew氏(CEO/CTO/Lead Dev)とMac Yap氏(COO/Lead Designer)の2名を中心に設立されたスタートアップ企業です。
出典:https://twitter.com/Dfinity_Journal/status/1457779955337625604/photo/1
次節以降、Toniq Labが開発しているプロダクト群について触れていきますが、その開発対象はInternet Computer(以下IC)上にあり、他のIC上で開発をするスタートアップと比較すると多種多様なプロダクト(上画像参照)を数多く手がけており、界隈のスタートアップの中でも存在感のある企業と言えます。またDfinity Foundationの助成金対象の中にToniq Labが開発するExponentというプロダクトが助成金の対象になっています。Exponentは後述しますが、同社が開発するNFTマーケットプレイス(Entrepot)やP2Eゲーム(Cronic、Rise of the Magni)の基盤となる仕組みであり、オンチェーンゲームを開発するEnjinの取り組みに類似するソリューションを提案しています。

※関連レポート:Enjin、及びEnjin Coinについての概要。世界有数のゲームコミュニティ運営企業がブロックチェーンにどのように取り組んでいるか
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※免責事項:本レポートは、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。