Hardhatを使ってLayer2でNFTを発行してみよう

はじめに

本レポートでは、ArbitrumというEthereumのLayer2のテストネットにてNFTを発行する方法を紹介します。説明だけでなく実際に一緒にスマートコントラクトを用意し、デプロイしながら確認していきます。過去にもPolygon上でNFTを発行するレポートがありますがそちらで利用したTruffleではなく、今回はHardhatというツールを用いてスマートコントラクトのデプロイを行います。

PolygonでNFTを発行してみよう【後編】★解説動画付き
Ethereumのスマートコントラクト開発者の中では、TruffleとGanacheを使うよりもHardhatを用いた開発を行うのがモダンな方法となってきています。今回はそのHardhatの使い方の紹介を踏まえながら、NFTを発行していくことにしました。
NFTの発行自体に興味がない方でも、モダンなEthereum系統の開発を学ぶきっかけとして本レポートは活用可能です。
また、2021年11月現在、Arbitrumのエコシステムはメインネット、テストネット共にEthereumよりも整っておらず、自分が発行したNFTを確認できるNFTのマーケットプレイスも存在していません。そのため今回はDapp上での表示の確認は割愛します。

また、Arbitrumを含むLayer2に関するレポートは過去に様々なものがありますので、ご興味のある方はぜひそちらを参照ください。

関連レポート:レイヤー2やクロスチェーンについてDeFiユーザーが認識すべき新しい5つのリスク
https://hashhub-research.com/articles/2021-10-08-risks-od-layer2-and-crosschain
関連レポート:2021年下半期の重要トレンドのレイヤー2で生まれる多くの投資機会
https://hashhub-research.com/articles/2021-09-22-investment-opportunity-in-l2

全体の流れ

今回は以下の手順でArbitrum上でNFTを発行していきます。
開発環境とツールの準備
必要な開発環境とツールの導入方法を紹介します。Node.jsを扱える環境が必要です。

テストネットの資産を用意する
Arbitrumのテストネットで、コントラクトをデプロイするためのテストネット用のETHを用意する必要があります。

スマートコントラクトの準備
ERC721の規格に沿ったスマートコントラクトを用意します。スマートコントラクトもこちらで用意したものをそのまま使っていただければOKです。

コントラクトをArbitrumへデプロイ
最後にArbitrumのテストネットにスマートコントラクトをデプロイします。

大事なところではあるのですが、今回のレポートではコントラクトのテストについては割愛します。重要であるがゆえに、記述するべきことが増えすぎるためです。

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