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PolygonでNFTを発行してみよう【後編】★解説動画付き

2021年09月14日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
※後編である本レポートと、前編の内容をまとめて解説した動画を有料会員限定で用意しております。
本レポートの一番最後にリンクを置いておりますので、レポートを読むだけだとわからない部分がある方や、実際にやってみている様子を知りたい方はぜひそちらをご参照ください。

はじめに

本レポートでは、自身で用意したスマートコントラクトをデプロイし、Polygonのテストネット上でNFTを発行する方法を実際にコードを見ながら一緒に確認して行きます。同じ方法で、ガス代やネットワークの混雑を考慮すれば、メインネットでもNFTを発行することができます。

本レポートは後編となっていますが、前編ではPolygon上でOpenSeaを用いて簡単にNFTを発行する方法を紹介し、発行したNFTを送ったり、売買をする方法を確認しました。本レポートからでもPolygonでNFTを発行することが可能ですが、とりあえず手軽にNFTを発行してみたいという方には前編から読むことをお勧めします。
関連レポート:PolygonでNFTを発行してみよう【前編】
前編から一つ先に進み自分で面白いNFTを発行してみたいという方は、ぜひ本レポートでNFTの発行方法を学び、チャレンジしてみてください。現在多く発行されているコレクティブNFTや、generative NFTがどのように作られているのか、少しはイメージがつくようになるはずです。

途中でうまく進めない、わからないという場合、Slackコミュニティにてサポートしますので、遠慮なく質問していただければと思います。

また、Polygonに関するレポートは過去に、概要、DeFiについて、また、彼らが存在感を高めた戦略についてなど、様々なものがありますので、ご興味のある方はぜひそちらを参照ください。
関連レポート:Polygonの概要(旧:Matic Network) ユースケースを拡大するEthereum上のレイヤー2ソリューション
関連レポート:Polygon上のDeFiの概観およびセキュリティ上の懸念やリスクについて
関連レポート:Polygonの成長戦略の考察 トークンの統合まで完了させた初の買収となるHermezの買収など

全体の流れ

今回は以下の順番でPolygon上でNFTを発行していきます。

開発環境とツールの準備
必要な開発環境とツールの導入方法を紹介します。Node.jsを扱える環境が必要です。

スマートコントラクトの準備
発行するNFTについて記述したERC721の規格に沿ったスマートコントラクトを用意します。スマートコントラクトもこちらで用意したものをそのまま使っていただければOKです。

コントラクトをPolygonのテストネットへデプロイ
Truffleというツールを用いて、用意したスマートコントラクトをPolygonにデプロイします。前編のようにガス代としてテストネットのMATICが必要なので注意です。Polygonのテストネットであるmumbaiネットワークのトークンが欲しい場合は、以下からfaucetを利用することができます。
ウォレットアドレスをフォームに入力して”Submit”を押して成功すると、指定したアドレスに0.1MATICが送金されます。失敗する場合もありますが、何度か試していると送金できるので、繰り返し試してみてください。
OpenSeaで発行したNFTを確認する
スマートコントラクトのデプロイによって本当にNFTが発行されているのかをOpenSea上で確認します。用意したデータがちゃんとOpenSeaで表示されるようにNFTを作っていきましょう。テストネットで発行したNFTはOpenSea上で確認できるまで24時間ほど待たなければならない仕様となっているため、そこは注意です。

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