アプリケーションレイヤートークンの投資検討 長期的に価値を持ち真の防御性を備えるプロジェクトの条件とは何か
2021年09月26日
この記事を簡単にまとめると(AI要約)
目次
- 前提
- アプリケーションレイヤーには防御性が重要である
- 現在のDeFiアプリケーションレイヤーのトークン設計
- DAOはトークン設計にリスクマネジメントを組み込むべきである
- 筆者考察
前提
HashHub Researchでは過去に価値を持つトークン設計や、エコシステムの中でどこに価値が蓄積されるかについて複数のレポートを公開してきました。
これらを検討し続けること暗号資産業界の投資では非常に重要な観点です。エコシステム全体でどのようにお金のフローが形成されるか理解し、価値が滞留し、しかもそれが他の新規参入者などにリプレイスされることが難しいプロジェクトを探すことが出来れば良い投資対象になりえます。
今回のレポートでは、このような観点で著名クリプトファンドMulticoin Capitalの『Protocols Don’t Capture Value, DAOs Manage Risk』の要約と筆者考察を行います。同エッセイではアプリケーションレイヤートークン(MKR、UNI、AAVE)の投資検討を行うもので、長期的に価値を持ち真の防御性を備えるプロジェクトの条件とは何か新しい仮説を展開しています。今回は同内容を紹介し、筆者の考え付け加えます。
なお HashHub Researchで配信される全てのレポートおよび、本ポートフォリオ開示は、投資を助言または推奨するものではなく、情報提供と教育のみを目的としています。私たちのサービスを利用したことによる利用者の不利益や投資の損失については一切の責任を負えないことをご了承ください。お客様が本レポートで参照される暗号資産または関連するアセットに関して投資判断を行う場合は、事前にご自身でリサーチ及びデューデリジェンスを実施していただく必要があります。
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